|
今年は紫波町の名誉町民で童謡詩人の巽聖歌の生誕100年。町では郷土の偉人をたたえ、町制施行50周年の一環として三つの記念事業を企画。聖歌の童謡詩、少年詩、短歌に込められた自然への思いを再認識する。
巽聖歌(本名・野村七蔵)は明治38年(1905年)2月12日、旧日詰町の鍛治屋の末っ子として生まれ、20歳のとき巽聖歌のペンネームで「水口」(みなぐち)を赤い鳥に発表し北原白秋から高い評価を受け、以後次々に作品を発表。数多くの作品を残しているが「たきび」が代表作として知られている。
生誕100周年記念事業は碑前祭、いわて童謡唱歌紫波のつどい、巽聖歌童謡まつりの3事業。
碑前祭は聖歌の命日の4月24日、紫波町総合運動公園の一画にある「水口」の碑の前で本紙に聖歌の連載している小川達雄さんの講演、たきびの合唱、聖歌の詩の朗読、郷土芸能などが予定されている。
いわて童謡唱歌紫波のつどいは6月に矢巾町田園ホールで開催予定。県内の童謡唱歌愛好団体20団体、600人のほか一般200人を加え800人が出演、たきびの斉唱、映像による聖歌と紫波の紹介、各団体の発表などが予定されている。
巽聖歌童謡まつりは7月に日詰小学校で予定。同小の児童のほか赤石小や紫波一中の児童生徒、町内の童謡、コーラス団体、晩年の聖歌が暮らした東京都日野市関係者が出席。第1部は日詰小4年生の研究発表、聖歌が作詞した各校の校歌の発表と解説、創作の詩や入選作の発表がある。
第2部は大人向けに日野市ふるさと博物館嘱託職員で聖歌を研究する北村澄江さんの講演、詩の朗読、短歌の朗詠、聖歌の作品を含めて童謡唱歌の独唱などが予定されている。
|