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【写真】矢野満子さんの「江戸火消」
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貴麗絵(きれえ)展が16日まで、盛岡市盛岡駅西通のマリオス20階の展望室で開かれている。同会場では5回目。同会(青山津也代表)の50代から80代までの会員15人が約30点を出展している。
貴麗絵とは大和絵、浮世絵、美人画を題材として西陣織やちりめん、友禅などの布地をのりで張り合わせて作る平面作品。筆を使うのは顔の部分だけで、そのほかはすべて絹糸を使用。着物のしわや縁取りなどは太糸、手と足、顔の輪郭は細糸と使い分けて、立体感を表現している。
題材は会員それぞれがカレンダーや本などの絵柄から選ぶ。今年のえとの酉(とり)や大黒、高砂などの縁起物も多く取り上げられている。
矢野満子さんは「江戸火消」を出展。火消しの着物にちょうどいい布地がなかったため、黒無地の上にグレーの布地を切って2度張りして模様を作った。手に持ったちょうちんやわらじの細かい部分まですべて布と糸で作り上げた。
平野京子さんの「ぼたん雪」は、かさをさした女性2人が雪の中を歩いていく様子を描いた作品。女性のほおには実際に使う化粧品のほお紅をそのまま差して、寒い中を歩く表情を表した。
青山さんの「松葉屋三美人」は横長に使った画面に3人の女性の姿を表現。後ろの壁に描かれた華麗な鳳凰(ほうおう)の姿が躍動感たっぷりに画面を彩っている。そのほか、まりや貝を回して遊ぶ子供たちの姿や十二単(ひとえ)姿の女性の後ろ姿など、多彩な作品が訪れる人を楽しませている。
同会は同市桜城河北地区市民センターで月に2回活動。問い合わせは青山さん(電話番号は019−651−4009)まで。展望室は午前9時半から午後8時まで。
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