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谷藤裕明盛岡市長は5日開かれた市議会全員協議会の中で、先月27日に知事から岩手競馬への支援要請があったことを報告。1月末をめどに見直される経営改善計画の内容を見極めた上で前向きに支援を検討する考えを示した。定例記者会見の中でも計画を実効性のあるものにするため現在、水面下で行われている交渉の結果なども含めて内容を精査し、明るい見通しが立てば「前向きに対応していく必要がある」と述べた。
谷藤市長の説明に対して議員からは「先月20日の段階で県から支援について打診があったと聞いている。議会への説明なく前向きな支援を発言するのは不快。県議会で融資が否決されたことを重く受け止めるべき」と反発する声のほか、「競馬の運営が厳しいのは全国的な傾向。馬産地としての歴史や雇用を考えても単に廃止すれば済むものではない」と存続のために必要な支援はすべきとの意見もあった。
計画の内容を判断する基準については「基礎的な部分でさまざま確認する必要がある」と述べるにとどまったが、民間金融機関との交渉状況やインターネットを活用した馬券の販売といった新たな経営戦略、軽費節減によって影響を受ける雇用者や企業との確約などが判断材料になるとみられる。
記者会見で谷藤市長は「県から支援の内容や額について具体的に示されていない」とした上で「現在、財政競馬としては成り立っていないが、これまで80億もの配当金を受けてきた経緯もある。改善計画で問題がクリアになる見通しが立てば支援もやぶさかではない」と話した。
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