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京都府の木綿屋悠の「和裂の創作服展」が16日まで、盛岡市菜園1丁目のかわとく壱番館キューブ店かわとく工藝館で開かれている。古布を使った洋服や小物など約200点が出展されている。
工房の山田ゆう子さんがすべてのデザインと企画を担当し、約15人で縫製。「古き良きものをリメークしてよみがえらせる」をコンセプトに、古い着物や帯、大漁旗などを組み合わせて、ブラウスやスカートなど新しいデザインに作り直している。
昔は自分で糸から紡いで布にして、着物に仕立てた。着物が古くなると布団や座布団に、最後は子供のおしめにした。
江戸時代の庶民文化では、男性の着物には黒とグレー、茶色しか使ってはいけないという決まりがあったという。当時の人たちはその制約の中でもおしゃれを楽しもうと、遠目には無地でも細かい模様を入れたり、灰色だけでも30色以上を作り出したりと工夫を凝らした。
地味な表地の分、羽織の裏や長じゅばんなどには生き生きとした人物や動物などの絵柄を配置。その布地を使った洋服が今、一番人気を集めている。「当時の人たちの粋」を感じながら製作を続けている。
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