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【写真】取り壊しが始まった徳田倉庫
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矢巾町又兵エ新田の旧徳田農協の徳田倉庫の取り壊し作業が始まっている。徳田米の産地を物語る歴史的な建築物であるとして、住民監査請求や町内外の団体から保存要請が出されたため、1カ月以上遅れての解体開始となった。
徳田倉庫は木造平屋建てで2棟の倉庫と1棟の肥料倉庫からなっている。倉庫は入母屋風で面積は2425平方メートル、倉庫と倉庫の間に線路が敷かれ、かつては倉庫から全国の消費地に徳田米が輸送された。壁はしっくいで塗られ、周囲を囲む形で作業通路との2重壁構造になっている。
最初に取り壊されているのは向かって左端の肥料倉庫。切妻屋根で169平方メートルある。外壁はスギ板の下見板張り。5、6日に窓脇を取り外したあと、7日にはトタン屋根や正面の部分を中心に取り壊し作業が行われた。
取り壊しの音を聞いて地域の人たちも1人、2人と訪れた。年輩の女性は「もったいないですね」と話し携帯電話のカメラで倉庫を撮影していた。
作業は3月25日までの日程。廃材を分類しながら慎重に行われる。町は廃材を使ったモニュメントも検討。一方、倉庫存続を求めている徳田倉庫を考える会は9日にNPOフォーラム21代表理事の久木田禎一氏を講師に招いて講演会を開く。
倉庫は矢幅駅周辺地区土地区画整理事業の道路整備区域に入っている。
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