2005年 1月 9日 (日)        

■  〈経済〉合併で一致団結 盛岡商工会議所新年会

 盛岡商工会議所(斎藤育夫会頭)の05年新年交賀会が6日、盛岡市茶畑の南部会館で開かれ、増田寛也県知事、谷藤裕明盛岡市長、同会議所の会員ら380人が出席した。

 あいさつで斎藤会頭は「国内経済は秋から輸出が鈍化した。しかしアメリカ、中国経済は悪くなく、大企業は収益が好調で弱含みながら回復基調にある。しかし県内経済は厳しく回復実感に乏しい。大企業の景気回復が中小企業、地域経済に波及しない時代。中央と地方、大企業と中小企業の格差の状況」と経済状況に触れた。

 盛岡経済の課題として、第2イオン盛岡ショッピングセンター(SC)の動向や中心市街地活性化を挙げた。「イオン盛岡SCは初年度220億円の売り上げを記録した。中心市街地の商店街も頑張ったが影響を受けたようだ。今度は盛南地区に第2イオンが来る。昨年、谷藤市長と一緒に陳情に出向き、商店街との共生を依頼してきた。今後もイオンへの陳情活動を続けたい」と述べた。

 今年は同会議所創設80周年。斎藤会頭は「2月2日に80年になる。当会議所の中心は部会と委員会。役職員一丸となり活性化に力を入れたい。立派な記念論文も集まってきた」と活性化策などにも触れた。

 都南商工会との合併では「4月に合併する。市内にあった2団体が一致団結して地域の産業経済の発展に尽くしたい。今後、県内の会議所と商工会の合併があるだろう。当合併がモデルケースになりたい」と話した。

 四十四田企業団地に関しては「昨年末、発起人会が発足し企業団地入居に向けて動き出した。良い方向で進めたい」と指摘し今年の抱負を述べた。

 来賓あいさつで増田県知事は「県内経済の最優先課題は雇用と産業育成。雇用に関してはジョブシティを設置した。今年は県南にもサテライトを置く。産業育成では関東自動車が10月にラインを増設し1千人の雇用が生まれる。岩手にはモノ作りに優秀な人材がいるとして雇用を決めたそうだ」と優先課題について説明した。

 中心市街地活性化問題では「政府は6年前に施行された街づくり3法の見直しを検討している。経済産業省は腰が引けているが。国には具体的な提案をしたい。盛岡が一番考えなければならない課題。ぜひアイデアを出してもらい国に具申したい」と話した。

 引き続き谷藤市長が登壇。「今年は会議所創設80周年であり、都南商工会との合併がある大きな節目の年。昨年は花と緑のガーデンシティ構想を具体化し、各商店街や企業に協力してもらった。中心市街地の活性化には歩いて楽しい街づくりが大切。地域の魅力を探し出し元気な街を一緒に作りたい。四十四田企業団地の造成工事にも近々取りかかりたい」とあいさつした。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします