2005年 1月 9日 (日)        

■  白装束まとい寒風の中を4時間 西根町の平笠裸まいり

肌を刺すような寒風の中、10`の道のりを4時間かけて行進する平笠裸参りの一行
【写真】肌を刺すような寒風の中、10`の道のりを4時間かけて行進する平笠裸参りの一行

 西根町の無形文化財に指定されている伝統行事「平笠裸参り」が8日に行われた。岩手山から吹き下ろす肌を刺すような寒風の中、白装束姿の女性を中心に幼稚園児から小、中学生、一般までの男女33人が約10`の道をゆっくりと4時間かけて歩いた。五穀豊穣(ほうじょう)、無病息災、交通安全などを祈願した。

 午前9時すぎ、白装束に鉢巻き、腰に注連(しめ)、くわえ紙を口にし、わらじを履いて験竿(けんざお)を手にした一行は、ホラ貝を合図に平笠地区の宮田神社を出発。

 一面雪に覆われた水田地帯ではまともに寒風が襲いかかる。途中、檀家の家を回りながら平笠小学校で休憩。老人ホームや西根病院を訪問した。

 国道282号沿いの商店街を行進して午後1時半に目的地の早坂神社に全員無事に到着。難行苦行を達成して神社に参拝した。

 家族5人そろって初めて参加した平笠地区の伊藤司さん、敦子さん夫婦と早紀さん(平笠小4年)、寛太君(同2年)、真子ちゃん(ひなぎく幼稚園)一家。敦子さんは「初めて家族で参加しました。肌を刺すような風で大変でしたが天気に恵まれてよかった」と話していた。

 幼稚園児の参加は1人だけ。真子ちゃんは「面白かった」と元気だった。


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