2005年 1月 9日 (日)        

■  空を切る白羽に身も引き締まる 道場で居合の初抜き

新年の計を込めて居合の初抜き
【写真】新年の計を込めて居合の初抜き

 盛岡市盛岡駅前の正修館道場(三浦由紀夫館長)で8日、居合の初抜きが行われた。高段者10人が参加し、空を切る白刃に気を引き締めた。ロシアから岩手大に留学しているソコロフ・アンドレイさんは、日本武道の心を会得しようとじっと見入っていた。

 初抜きでは初伝、中伝、奥居合を中心に代表的な形を改めて学んだ。七段教士の軍司俊道さんの指導で気合いもろとも真剣を振るった。張りつめた道場の空気がさらに緊迫した。

 軍司さんは「初伝から奥伝までやっていく中で形を覚えていくことを常日ごろからけいこし、自分のものとして身に付けていかなければならない。こういう場がある中で岩手県として居合の普及に努め、その中での交流を大事にしていきたい。本来の居合の神髄に近づかなければならない」と話し、1年の計とした。

 アンドレイさんは「今はいろいろな武術があるがスポーツになっている。居合道は実際に昔の武術であって武士の心を表しているのが興味深い」と話し、日本刀に宿る魂に触れていた。


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