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公共施設の指定管理者の選定で盛岡市は30日午後1時から、同市永井の都南文化会館で一般市民を対象にした「文化会館・スポーツ施設の運営について考える会」を開催し、指定管理者の公募の適否や運営のあり方について広く意見を聴く。市民の意見を踏まえた上で、これら施設の指定管理者の選定について最終方針をまとめる。
市は昨年、公共施設の指定管理者を一部の例外を除き原則として公募で選定する方針を公表。パブリックコメントのほか、有識者で構成する市行財政構造改革推進会議指定管理者部会に諮り意見を求めた。
市の原案では文化振興事業団が管理する市民文化ホール(マリオス)、都南文化会館(キャラホール)、盛岡劇場の3館と市体育協会が管理する盛岡体育館など8施設は公募に寄らず、現在、管理を委託している団体を指定管理者に選定する方針が示されていた。
しかし「施設に対して市民がどういう要望を持っているか意見を聴いた上で判断すべき」といった指摘や「体育協会や文化振興事業団は半官で既得権を持っている団体。ノウハウも一番あり、堂々と競争して次のチャレンジャーを育ててほしい。NPOが(指定管理者に)申請して落ちたとしても、それが今後の財産になり新しい動きにつながる」「現在施設を管理運営している団体以外に専門家はいないとでも言うような説明はおごりがあるのではないか」など、公募を求める意見が相次いだ。このため再度、公募の適否を検討することにした。
市は「公募の適否についてさらなる検討を要する施設」として文化会館3館のほか、盛岡体育館、アイスアリーナ、武道館、総合プール、太田スポーツセンター、盛岡南公園球技場、市営野球場、都南体育館、網取スポーツセンター、松園・東中野・乙部運動広場、弓道場、屋内ゲートボール場、余熱利用健康増進センターゆぴあすを挙げている。
指定管理者制度は2003年の地方自治法の改正で新たに創設された制度。これまで管理を他団体に委託していた公の施設は指定管理者制へ移行しなければならない。指定管理者には民間企業やNPOの参入も可能になった。市は直営施設を含む139施設を06年4月までに指定管理者制へ移行する計画。
考える会は施設運営の現状を説明する全体会のほか、文化、スポーツグループに分かれて意見交換する分科会の開催が予定されている。参加申し込みを17日から電話、メールで受け付ける。電話受け付けは市教育委員会生涯学習スポーツ課(電話639−9048)。
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