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昨年末発足した盛岡商工会議所四十四田企業団地(仮称)設立発起人会(重石桂司代表)は、4月に事業協同組合の立ち上げを予定し、企業へ団地入居を呼び掛けている。これまでに食品、住宅、建設、設備関連など6社が入居を希望し、組合設立の5社以上の要件は満たしたが、同会ではさらに2、3社に加わってもらい組合を立ち上げたい意向。
同団地は四十四田ダム下流にある旧競馬配送センター跡地。市道深沢線と北上川の間の土地で用地面積は1万3130平方メートル。造成工事後の土地価格は8万円台(3・3平方メートル)になるという。予定設備は上下水道、団地内道路(幅員10メートル)、ケーブルなど。
同会議所では98年に「工業移転等に対する盛岡市の工業振興施策への要望」を盛岡市へ提出。要望を受けて市が用地を買収した。
その後同準備会が設立され、中小企業総合事業団、県の高度化助成金制度の活用を考え、事業協同組合設立に向け入居希望会社を募集した。団地の造成・建設に関しては盛岡商工会議所、盛岡市、県中小企業団体中央会の支援のもとで計画立案、法人設立などの準備を進めてきた。組合が設立されれば土地取得費、建物・建設の費用について低利で最長20年の長期分割返済可能な融資が受けられる。
重石代表は「以前は工業団地として募集していたが立地条件や時代の流れなどから企業団地に名称変更して、工業だけでなく作業場や研究施設などまで幅広い企業を対象にした。土地価格も8万円台で以前より5万円ほど安くなった」と、入居企業増の理由を挙げる。
「もちろんそれだけでない。予定地は市内中心部から車で15分圏内。国道4号、滝沢インターチェンジなどへのアクセスの容易さ、松園バスターミナルまで歩いて5分以内の距離。県立大学、岩手大学などの間に位置し研究施設などの事業施設にも適している」と立地条件を強調する。
団地への入居には同発起人会への入会が必要。重石代表は「4月には8社以上で組合を発足したい。食品関係の企業などに入居してもらい、盛岡、岩手の食文化などにも貢献できれば。工場等の完成は2年後の07年が目標。いずれ地場企業が新しい時代のニーズに対応した商品やサービスを提供して活性化に力を入れなければ地域が陥没する。市が玉山村と合併すれば当団地の役割はさらに大きくなる」と話していた。
入居の問い合わせ先は盛岡商工会議所専門指導課(電話624−5880)。
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