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【写真】建設中の県営複合施設
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盛岡市の盛岡駅西口に建設中の県営複合施設は9月完成、来年春の開館を予定している。地上9階地下1階、年明けには建物正面に弓なりのガラス壁が姿を現した。愛称は3月までに決める予定。公募で寄せられた「アイーナ」「へれんせ」「キュリオス」「サンサーレ」「ポラーノ」の5作品から絞り込む。県立図書館が移転する図書情報総合センターをコアに14施設が入居し、隣接するマリオスと連結して駅西口の中核となる。県は4日、複合ビルの指定管理者制度に関する基本的考え方を発表した。建物の企画運営、保守管理、清掃警備などを請け負い、委託料、利用料金と自主事業などから収入を得る方針が示されている。19日まで質問や意見を受け付けている。
県営複合施設は総事業費約250億円で整備が進められ、03年3月着工し、04年内に事業費ベースで57%の進ちょく率。建物自体は9月末の完成を予定。引き渡しのあと県立図書館の移転など内部を整備し、来年春の開館を目指している。
名称候補のアイーナは「誰もがこの建物を見た瞬間、ああいいなすてきだなと感じる」、へれんせは「盛岡弁で何と優しい響きかと思い、皆に親しまれる名前」、キュリオスは「ギリシャ語で主要の意」、サンサーレは「さんさと秋祭りのヤーレの掛け合わせ」、ポラーノは「賢治の作品から」と公募理由が付けられ、有識者による管理運営計画検討委員会(久木田禎一委員長)が選考して候補に挙げた。
低層階には図書総合情報センター、運転免許センター、パスポートセンター、県民住宅プラザ(1−4階)が入居する。中層階には国際交流センターと環境コミュニティプラザ(5階)、ボランティア・NPO活動振興、男女共同参画推進、青少年活動交流、高齢者活動交流、子育てサポートの各センター(6階)を設ける。高層階には多機能型ホール、県民リフレッシュ教育センター(7階)、会議室と研修室(8階)など。
施設の核となる図書総合情報センターは、現在の盛岡市内丸から機能を移転し蔵書や閲覧室を充実し、点字図書館も併せて機能を充実する。休館日は年末年始のみ、開館時間は午前9時から午後8時まで。現在より利便性は向上する。パスポートセンターは県庁から、免許センターは玉山村から機能を移転し、国際交流、福祉、NPOなど多くの県民活動拠点が移設される。
建物は風力や太陽光など自然エネルギーを活用する環境型に設計施工され、中心部には4階から8階までの吹き抜けを設け、アトリウム空間とする。各施設の活動を一望できるほか、建物内に自然光を取り入れ、自然換気や床暖房による省エネ効果を図る。
指定管理者制度については地方公共団体の監督下で具体的な管理業務を受託する制度で県が募集し、選定する。県地域振興部複合施設整備課の橋場覚課長は「複合施設で公の施設が入るので、各施設が入った場合のメリット、デメリットを検討しながら、指定管理者制度を導入したときの基本的考え方を出したい」と話し、年明けの4日に基本的な方針を明らかにした。19日まで質問、意見を受け付け、ヒヤリングや提案書の審査を経て指定管理者を選考する。基本方針は県のホームページで閲覧できる。
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