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6日開かれた盛岡商工会議所新年交賀会では、市内の企業経営者らが今年の経済の行方や経営のかじ取りなどに関して意見交換。厳しい景気の判断をしていたが、果敢に挑戦するという意欲を見せていた。いくつかの声を紹介する。
川徳の川村宗生社長は「当面景気は一進一退の状況では。小売店のマーケットは広域化している。消費者ニーズは明らかに変化しており、正確な把握が必要だろう。いかに支持された店作りができるかどうか。百貨店も横並びの時代は終わり、個性を出さなければならない。さらにデイリー性が要求される。土日だけでなくいかに平日にも来てもらうか。食品と雑貨に力を入れ、小売店としての機能とサービス向上に努めたい」と今年の抱負を語った。
盛岡大通商店街協同組合の吉田完爾理事長は「大型郊外店などの影響で市内の商店街は大きな打撃を受けている。正月も厳しかった。郊外店は健闘したようだが。黙っていればさらに低迷する。やはり何らかのアクションを起こす時。各個店がオリジナル商品を開発して販売することだろう。大通ブランドをどんどん出したい」と力を込めていた。
南部興行の小暮信人社長は「景気低迷の状態は続くだろうが、それに負けずに盛岡の中心市街地の活性化に貢献したい。映画を好きな市民は多い。映画館通は12館になったものの、これだけ並んでいる通りは地方都市ではない。今年もみちのく国際ミステリー映画祭を行う。大通と一緒に盛り上げ街を元気にしたい」と意気込みを語った。
ジョイスの小苅米淳一社長は「流通業は大変な時代にある。岩手の経済もなかなか回復しないだろう。雇用創出と産業育成とは言うがその具体的な施策がない。世界の流れを見るとアジアは活況を呈している。しかし岩手県はその流れに乗っていない。中期的な展望も見えない。本気で考え行動しなければ」と地域経済の先行きに疑問を投げかけた。
北日本銀行の佐藤安紀頭取は「中央と地方の格差が広がると言う人が多い。当たり前に考えて格差は当然。この先も格差は埋まらない。ただどの地域にも3割は優良企業はある。景気低迷の中でも独自の商品やサービスを提供している。大型店と同じ商品を販売していたら負ける。今年は商店でも企業でも革新力が要求される。金融機関はそのような力のある経営者を支援して育てる役割がある」と話した。
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