2005年 1月 11日 (火)        

■  〈グラフ〉雪の正月風景

1日午前零時半すぎ、雪降りの中で盛岡八幡宮の参道にびっしりと並んで順番を待つ参拝者
【写真】1日午前零時半すぎ、雪降りの中で盛岡八幡宮の参道にびっしりと並んで順番を待つ参拝者

 年末から元旦にかけて県内は本格的な雪に見舞われた。その各地の正月風景をスケッチした。

 毎年大勢の初詣で客でにぎわう盛岡八幡宮(藤原隆麿宮司)では、暮れの31日午後11時ころから参道に行列がつくられ始めた。小雪が舞う中、午前0時の時報とともに本堂から時を知らせる太鼓の音が鳴り響いた。一番乗りした若者たちが歓声を上げながら拝殿に手を合わせた。

 カップルや高校、大学受験とみられる親子などがそれぞれの思いを願っていた。縁起物の破魔矢、お飾りが次々と売られていた。

 午前0時に合わせて盛岡山車推進会の一行50人余りが祭りの半てん姿で本堂に勢ぞろい。家内安全、商売繁盛を祈願してもらい、3人の代表者が初音頭上げを奉納した。午前1時すぎ、雪景色となった市内の幹線道路には新年早々除雪車両が出動した。

 盛岡市中央通の盛岡中央郵便局(吉川正三局長)では午前8時すぎ、年賀はがき元日配達出発式が行われた。高校生アルバイトのゆうメイト約200人が赤い自転車のバッグに年賀はがきを満載して待機。これまでのくす玉割りはなくなり、職員の拍手に送られて雪の街へと自転車をこぎ出していった。

盛岡中央郵便局の年賀はがき元日配達出発式の後、一斉にそれぞれの配達区域に自転車で向かう高校生アルバイトゆうメイトたち
【写真】盛岡中央郵便局の年賀はがき元日配達出発式の後、一斉にそれぞれの配達区域に自転車で向かう高校生アルバイトゆうメイトたち

 滝沢村の鬼越蒼前神社では午前10時から同神社とチャグチャグ馬コ同好会(菊地吉蔵会長)によるチャグチャグ馬コの初詣でが行われた。雪景色の中、装束馬11頭が神社に無病息災と交通安全、五穀豊じょうを祈願していた。

 馬コ同好会の盛岡、矢巾、滝沢の各支部から参加。会員の親ぼくを目的に今回で4年目になるという。関係市町村の関係者が本堂に参列して神事があり、馬コもお払いを受けた。

 今年初めて、香港のパッケージツアーの一行99人が観光バス3台で同神社を訪れた。盛岡観光コンベンション協会の畑山茂さんがガイド。一行の1人は「面白い」と話しながら馬コと記念写真に収まっていた。

チャグチャグ馬コと記念写真を撮る香港からの観光客
【写真】チャグチャグ馬コと記念写真を撮る香港からの観光客

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