2005年 1月 11日 (火)        

■  〈滝沢村〉巣子新駅に住民から反対の声

 滝沢村の巣子新駅を考えるつどいが9日夜、同村勤労青少年ホームで開かれた。住民がのぞむ新駅を考える会(沼田稔代表)が主催し約80人が参加。巣子新駅の予定地が決まった経緯について問題点を挙げ、12日の村の説明会で反対を表明する方針で一致した。

 沼田代表は「用地取得で実勢価格より高くなっているのはおかしいと、近くの住民が集まり新駅の会を立ち上げた。村長には不動産鑑定の公表と議会には慎重審議をお願いし、現在、住民監査請求をしている。14億という価格はあまりに額が大きく、滝沢村5万人のうち1世帯当たり約10万円になる。情報を公開して村民がよく判断できるよう運動を進めたい」と会の趣旨を説明した。

 同会事務局の鈴木哲史氏が新駅をめぐる問題点と活動状況を報告した。設置場所が最も北側になった理由、村当局と特定地権者とのかかわりについて調査した結果を報告し、駅の利便性との両面から現在地に反対。「駅を4億円でつくっても道路で10億円もかかるようでは検討委員会で決めたときの気持ちとはかけ離れる。この場所で乗るかという問題もある。盛岡駅までの運賃は360円と見込まれるが、位置を南に500メートル移動させると10キロ未満で300円になる」などと述べ、現在地より南側2カ所に挙がっていた候補地を改めて推し、村の決定に不信感を表明した。川原清、桜井博義の両村議が議会の論議を報告した。

 質疑では「そういうことなら現在地につくらないで」という反対論が多数を占め、駅不要論も出る一方、「県との約束はどうなるのか」という声が上がった。

 会としては駅を望む立場に変わりはないが、住民のための駅になるよう運動する方針を回答した。


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