2005年 1月 12日 (水)        

■  〈玉山村〉合併で住民投票条例求め3572人署名提出 過半数には達せず

 盛岡市と玉山村との合併について村民の意思を問う住民投票条例制定を直接請求する玉山村の将来を考える会(高橋静男会長)は11日、村選挙管理委員会に村内有権者の3572人分の署名を提出した。選管による署名の有効性の審査、署名簿の縦覧をへて工藤久徳村長に対して本請求される。本請求後、20日以内に村議会が招集され、住民投票の可否が採決される。

 請求代表者4人のうち農業佐藤勝範さん(同村下田字生出)、会社役員久保武夫さん(渋民字鶴飼)、考える会事務局補佐の高橋和夫村議の3人が同村役場を訪れた。村選管の佐藤登委員長が署名簿173冊、署名を集めたボランティアの受認者198人(うち4人は請求代表者)のリストを提出した。

 考える会は先月16日に選管へ請求代表の証明書を申請。17日に選管が証明書の交付を告示。21日から署名集めをスタートし11日午前までに締め切った。

 佐藤さんは「過半数を目標に署名を集めたが準備が遅れたことと、早く提出したいということで日数がなく、年末年始をはさんでしまった。しかし、もう合併すると思っていた住民が意思を反映できるということで熱意を形にしようと呼びかけた。署名の受認者は当初40人だったが、話を聞いて約200人になった」と話している。

 直接請求の手続きは、選管による審査、審査後の有効と判定された署名簿の請求代表への通知が行われ、名簿が1週間縦覧される。期間はおおむね約1カ月かかるという。

 その後請求代表は工藤村長へ本請求し、村長は意見を付けて住民投票条例制定に関する住民発議を議会に提案し可否が審議される。この期間は法定で20日間と定められている。

 考える会は当初、村内の有権者の過半数に当たる5600票を集める予定だった。「一部で署名をしないよう指示する妨害があった」などと佐藤さんは話しており「条例制定が否決されれば最後の最後までやる」と、議会解散請求も辞さない構え。

 盛岡市・玉山村合併協議会のスケジュールによると、3月議会で村議会へ合併に関する議決を求めることになっている。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします