|
岩手競馬は10日、シーズンの全日程を終えて閉幕した。前年度より3日間多い123日間開催され、発売金額は318億9608万3700円となった。前年比48億4100万円(13・2%)減という厳しい結果だった。入場者数は210万7903人で、4年連続して200万人の大台を超えたが前年より8・4%減少した。
8日から10日まで行われた災害復旧競馬は3日間で7億8478万円の売り上げとなり、1%に相当する約784万円を被災地に義援金として寄付する。
最終日の水沢競馬場は盛岡タイムス杯などの協賛レースを含む11競走が行われ、スタンドからファンの大きな声援が飛んだ。最終レース終了後には、ファン同士が握手で春の再会を誓い合う場面もみられ、ゲート前では柴田副管理者ら組合幹部が頭を下げてファンを見送った。
県競馬組合によると、入場者数は開催日縮小があった前年度よりも減少幅は大きく、組合や支援団体などによる誘客イベントを展開したものの増加には転じていない。
発売額の減少もとまらない。災害復旧競馬開催のおかげで50億円規模の減少にはならなかったが「長引く景気低迷の影響」と組合側では分析している。
年度代表馬には、みちのく大賞典、トウケイニセイ記念、桐花賞を制したトニージェントが2年連続で選出された。2歳最優秀馬はウツミジョンソン、3歳はシャンハイジャパン、最優秀ターフホースはサイレントグリーン、最優秀牝馬はハイフレンドトーレが選ばれた。
リーディングジョッキーに輝いたのは191勝を挙げた小林俊彦。2位は村上忍153勝、3位村松忍89勝、4位板垣吉則82勝、5位阿部英俊79勝の順。菅原勲は年度途中で負傷欠場した。
17年度の岩手競馬は4月2日水沢競馬で開幕する。翌年1月9日までの水沢72日間、盛岡54日間が予定されている。水沢が6日増え、盛岡が3日減った。
|