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滝沢村の新しい総合計画は2005年度から2014年度までの10カ年計画。村の将来のあるべき姿を示す基本構想、村内各地域の地域ビジョン、基本構想を達成するために行政が実施する施策をまとめた基本計画、基本計画を実現するための実行計画から成る。このうち、地方自治法で定めのある基本構想と、同村議会の議決事項の拡大の対象になっている基本計画は3月までに議決を得る必要がある。
新しい基本構想の最大の特徴は、計画で掲げる将来像「人と人、人と地域、人と自然が共栄し、生き生きと幸せに輝くたきざわ」を実現するための目標となる47の「最適化条件」とその達成度を計る最も代表的な指標となる41の「めざそう値」を掲げた点。
例えば、最適化条件「心身ともに元気で暮らせる」のめざそう値は「自分が心身ともに元気と感じている人の割合」で、現状値の56・3%を5年後に60・0%、10年後に65・0%にする目標を掲げている。
最適化条件「地域に安心できる防災の仕組みがある」のめざそう値は自主防災組織の設置数。現状の2団体から5年後には10団体、10年後には20団体に増やすとしている。
計画の策定に当たっては住民ニーズについてグループインタビューが行われ、一般住民から選ばれた基本構想策定パートナーが計画づくりに参加した。
最適化条件、めざそう値は、村の現状を示すさまざまな統計やアンケートを分析し、パートナーの議論を経て設定。将来像をイメージする言葉だけでなく、達成度が具体的な数字で分かる利点がある。ただ、指標の選び方や目標値をどこに据えるかで、計画の達成度の評価も大きく変わるため、慎重な検討が求められる。
最適化条件「子育てしながらでも安心して働くことができる」のめざそう値は、保育園の待機児童率を、現状の2.12%から10年後に1.00%に改善するというものだが、昨年開かれた総合計画審議会・行政経営審議会の合同会議の中でも「目標1%を人数に直せば7、8人ではないか。待機児童数ゼロを目標に掲げられる」との意見があった。
最適化条件「ボランティアやNPOが情報交換する場がある」、「同じ目的を持った人々が集まり活躍している」の、めざそう値には、両方ともNPO法人設立数を現状の4団体から10年後に12団体まで増やすことが掲げられたが、代表的な指標として十分な内容か検討の余地がありそうだ。
同村の中道俊之経営企画課長は「基本構想は行政だけではなく、地域住民が一緒になって達成を目指すもの。めざそう値は、地域の方に分かりやすく、目標にふさわしいものを基本構想策定パートナーの議論を踏まえて選んだ」と説明。
めざそう値に掲げられなかったアンケートや統計の結果についても変動をチェックし毎年、ベンチマークリポートとして公表したいという。
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