2005年 2月 2日 (水)        

■  〈経済〉北銀が証券仲介業務 資金運用サポート室を開設

 北日本銀行(佐藤安紀頭取)は2日、同行本店1階に資産運用サポート室(石塚恭路室長)を新設する。株や債券などの有価証券売買の証券仲介業務を開始して、証券市場に本格参入する。県内では12月の岩手銀行に続き2行目。

  北日本銀行ではこれまで、投資信託、個人年金、公共債などの商品を取り扱ってきたが、1年前から本格参入に向けた準備を開始。複数の証券会社と折衝したうえ11月に日興コーディアル証券(本社東京都、有村純一社長)と提携。

  12月の証券仲介業の銀行への解禁に伴い今回の本格参入に至った。これにより株式や社債から外貨建て債券など証券会社が扱う証券業務を開始する。

  同行では今回、営業統括本部営業企画部内に資産運用サポート室を開設した。同室ではこれまで支店で対応していた投資信託や公共債などのほか、株式や債券等の売買、証券口座開設手続きなどの業務を統合して対応する。

  顧客の個別ニーズに対応した資産運用の提案、たんす株券(自宅などに保管している株券)の証券口座預け入れに関する相談なども行い、証券仲介業の専門のコーナーとして機能させる。

  証券仲介業務を行うためには証券外務員の資格が必要。同行では21人が資格を取得している。同室では6人のスタッフが対応する。うち3人が同資格取得者。2つの相談ブースを設置した。

  同営業企画部兼サポート室配属で同資格を取得した勝山恵照担当は「4月1日からのペイオフ解禁対応も当室を新設した目的の一つ。当面は外国債券を中心に販売する。期間は短期、長期とあり利率5%、6%の商品もある。もちろん為替リスクなどもあるが。商品の紹介なども行い徐々に販売を展開したい」と言う。

  当面の仲介業務での数値目標計画は未定。勝山担当は「県内でも投資信託を売買する動きが増えてきた。証券への関心も高まっている。2日は当行創業記念日で創業63年目。気軽に相談に来れるようなサポート室として頑張りたい」と話していた。

  開設記念として証券口座を開設した先着100人に「株式優待ガイドブック」が贈られる。営業時間は平日の午前9時から午後5時まで。問い合わせは北日本銀行資産運用サポート室(電話654−4301)へ。


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