|
滝沢村の巣子・川前・長根などの東部地域まちづくり推進委員会福祉部会(佐藤淳郎部会長)は、高齢者が倒れた場合などに対応した緊急連絡早見表を作成した。救急車の呼び方や、救急車で運ばれた場合に消防署などに見てもらう身内・親せきの緊急連絡先と主なかかりつけ病院を記載する緊急連絡表、それを入れる緊急連絡袋(封筒)が1セットになっている。昨年12月に趣旨の文書を添えて同地域の6千戸全戸に配布された。1月30日に滝沢ふるさと交流館で開かれた村主催の地域デザインフォーラムで発表され、反響を呼んだ。
救急車の呼び方は@世帯主名A所在地B目標物(そのどちら側にあるか)C電話−を記載し、患者名、消防署へファクスで送る場合の通信欄がある。
高齢者が読めるよう早見表の大きさはA4判、文字はゴシック体にするなど県立大の狩野徹社会福祉学部助教授から様式の指導をあおいだ。消防署とも連携している。
救急車の呼び方は、クリーム色の紙に黒い字にするようアドバイスされた。白い紙だと白内障の高齢者に見えにくいから。記入は文字だけで必要最小限に食い止め、行間を空けるなどの工夫も。
地域では03年に高齢者夫婦で人工透析を受けている妻が突然倒れ、夫が119番に掛けたが救急車に知らせる目標物が分からず妻が危険な状態になったことがあるという。
同部会では「新興住宅団地化が進む中、高齢者のひとり暮らしや夫婦の世帯、日中は高齢者のみの世帯もある。いつどこで倒れてもいいよう緊急連絡袋を携帯していると、活用されていることを聞いた。早見表を使う事態が起きないよう願い、心の支えになれば」と話していた。
村では各地域にあるまちづくり推進委員会がそれぞれ独自の取り組みを展開している。今年度のフォーラムでは、新規事業に取り組んでいる小岩井、大沢、姥屋敷、東部、柳沢の5地域、6事業の事例が発表され、約100人が発表に耳を傾けた。
小岩井地域まちづくり推進委員会は地域にある主要村道11路線に独自の名称を付け、愛称を記した看板を設置した。馴染みのない村道名に地域独自の愛称を付けることで、親しみやすさや地域の愛着感醸成に期待した。旧地名やわき水の名前などを生かした。
|