2005年 2月 3日 (木)        

■  〈盛岡市〉旧市場跡地に地区計画 遊技風俗を不可に

     
   
     

 旧盛岡市中央卸売市場跡地の用途を規制する盛岡広域都市計画津志田西地区地区計画の原案が1日、開かれた同市都市計画審議会(東島末起会長)に示された。市場跡地の将来にわたる土地利用の方向性や周辺の住環境の保全を担保するもの。地元の意向を反映しパチンコ店、映画館など遊戯風俗施設は立地できない内容になっている。同審議会は、意見として店舗面積の規制をさらに検討すること、「生活支援サービスゾーン」の名前に福祉を明記することの2件を付し、原案を承認した。

 同市津志田の旧市場跡地は約7・6ヘクタール。原案によると、跡地は大きく3区画に分けられ、北の約0・5ヘクタールを「生活支援サービスゾーン」、ほかの二つの区画を「商業・業務ゾーン」に位置付けている。

  隣接する東北本線沿いに幅員10メートルの道路を設置。この道路と市道川久保線を結び、区画を分割する幅員10メートルと16メートルの道路を整備する。

  現用途地域は商業地域で店舗、事務所、ホテル、遊戯風俗施設、工場倉庫など、ほとんどの建物の立地が可能だが、地区計画では、すべてのゾーンに遊戯風俗施設の立地を認めない用途制限を設けた。
 
  さらに、生活支援サービスゾーンは隣接する第一種住居地域と同等の扱いとし、立地可能な店舗などの面積は3千平方メートル以下とする規制を設けている。委員からは「3千平方メートルは相当な大型店の面積。面積をもっと縮小すべき」との発言もあった。

  地元からは旧市場跡地を福祉の拠点交流施設として利用してほしいとの要望が強いため、生活支援サービスゾーンは福祉目的の利用が明確に分かる名称に変更する方向で検討する。

  原案は審議会での意見を踏まえて再検討し、住民説明会、計画案の縦覧などの手続きを経て再び審議会に諮問する。計画が正式決定するのは秋ごろになる予定。

  旧市場跡地の商業業務系1区画3万5690平方メートルは昨年、21億1274万円で一般競争入札による売却が公示されたが不調に終わり、現在、随意契約に変更して買い手を募っている。地区計画に先行する形で遊戯風俗施設などの建築を3年間、制限する公募条件が示されている。


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