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盛岡商工会議所の創立80周年記念式典が2日、盛岡市盛岡駅前西通のマリオスで開かれ、記念論文の入賞者表彰などが行われた。会員ら約400人が列席した。
会議所の前身盛岡商業会議所は大正14年(1925年)2月2日、商業会議所法に基づき設立認可された。
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2日マリオスで開かれた盛岡商工会議所創立80周年記念式典 |
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斎藤会頭は「近年の経済環境は予断を許さない厳しい状況にあり地域間、企業間格差が広がっている。国や地方の財政状態も新年度は774兆円の債務残高になる。少子高齢化や年金問題など重要課題が山積」と最近の地域を取り巻く経済環境を指摘。
「4月1日には都南商工会と合併する。80周年と合併を次なる10年への最大の好機ととらえ、地域の総合経済団体として新生盛岡商工会議所活動を行い、新しい歴史を刻みたい」とあいさつした。
来賓あいさつで増田寛也知事が「県では雇用確保を最大の重点課題として菜園にジョブカフェを開設。1世紀型の新たな産業整備にも取り組んでいる。大型店対策も重要課題で商工団体と連携し対応したい。会議所はこの節目に地域の総合経済団体としてそのリーダーシップを発揮し、会員相互の連携を深め、地域経済に取り組むよう期待したい」と祝辞を述べた。
栗原和夫東北経済産業局地域経済部長は「中小企業の経営革新や競争力強化のための中小企業の新法が4月から施行となる。異分野の中小企業が連携し新事業などの開発を支援する。意欲のある中小企業にはチャンス。地域商工業のさらなる発展も期待したい」と祝辞を述べた。
功労者表彰では川村徳助川徳会長、石井冨士雄元会議所会頭、藤原仁右衛門さんさ踊り実行委員会実施部長、多賀幸吉同会議所前振興委員、川崎純生同会議所前常務の5人を特別表彰した。
引き続き80周年記念論文入賞者の表彰が行われた。中心市街地活性化をテーマとした論文で応募総数27作品。11作品が入賞。市内会社役員寺井良夫さん(47)の「中津川と県公会堂を活用した盛岡の活性化」で、会議所会頭賞を受賞。
優秀賞は、矢巾町の地方公務員樋口淳さん(28)の「街の中心で盛岡らしさをさけぶ」、水沢市の自営業箱崎愛郎さん(52)の「盛岡の中心市街地活性化について」の2作品。
川村宗生副会頭が「中心市街地の活性化策で実現性があり、力作ぞろいで審査に時間がかかった。作品は関係機関などに報告・提言したい」と講評した。
式典後の記念講演会では、作家の浅田次郎さんが「壬生義士伝と盛岡」と題して講演した。「壬生義士伝」の主人公吉村貫一郎の誕生までの経緯などに触れた。
浅田さんは「貫一郎は実際に新選組にいた人物だが、小説の主人公とは違う。わたしは初めて盛岡に来たとき清潔さ、誠実な空気を感じた。その清潔さ誠実さが貫一郎でありそれが盛岡」と話していた。
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