2005年 2月 3日 (木)        

■  生内陽子さんが最優秀 手づくり絵本展

     
  最優秀賞の「語り木」「ピョンとともだち」「いるかのすいぞくかんのだいぼうけん」  
 
最優秀賞の「語り木」「ピョンとともだち」「いるかのすいぞくかんのだいぼうけん」
 

 第25回手づくり絵本展は8日まで、盛岡市の県立図書館で開かれている。第58回岩手の読書週間(2月1〜14日)に合わせて募集した手づくり創作絵本の作品全250点を展示。来場者は手にとって開き、読むことができる。県読書推進運動協議会と同館の主催。約半年、県内各地を巡回する。

  展示作品は秋の読書週間に募集した。今回は児童・生徒の部に144点、成人の部に37点、親子の部に69点の応募があった。いずれも世界に一つしかない創作絵本。ストーリーの面白さ、絵の印象深さなど、それぞれの表現に作者の個性が表れている。

  児童・生徒の部の最優秀賞は岩谷堂高3年の及川真吾さんと佐藤真琴さんによる「語り木」。パソコンを使って製作した絵本で、起承転結が明瞭な構成力が評価された。

  成人の部の最優秀賞は紫波町の生内(おぼない)陽子さんの「ピョンとともだち」。昨年6月に入院した際に思いついた物語を絵本にしたという。絵本らしい絵本、総合的に水準の高い作品。ない物ねだりをするカエルのピョンが、自分には自分しかないものがあると気付かされる内容。丁寧な彩色が目を引く。

  親子の部の最優秀賞は盛岡市の幼稚園で製作した中村天ちゃんと佐藤直子さんの「いるかのすいぞくかんのだいぼうけん」。イルカのショーを見た感動や印象が迫力ある絵で表現されている。ページをめくるごとに現れる大きな青いプールが絵本の印象を決定づけている。

  今回は中学の総合的な学習で調査した内容を絵本化したもの、わが子の成長記録を絵本化した親子作品なども目についた。


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