2005年 2月 4日 (金)        

■  〈岩手河川国道事務所〉補正予算に50億円 災害予防が中心

 岩手河川国道事務所は、平成16年度補正予算の概要をまとめ発表した。今回の補正では、県南を中心に大きな被害のあった、14年7月の台風6号に関連する被害への対策を中心に約50億円を計上した。主な事業は、河川関係で平泉上流・衣川右岸堤防の進ちょくを図るほか砂鉄川で管理施設の整備に着手する。砂防関係では、有根沢第2、3砂防えん堤を施工。道路関係では、管内の国道4号の橋りょう耐震補強を推進する。

  補正予算の内訳は、災害予防対策にかかる一般公共事業費として約22・6億円。公共事業の発注平準化措置として国庫債務負担行為(ゼロ国債)約27・9億円。補正の合計は約50・5億円となる。

  構成は、河川事業が35億4300万円。砂防事業が3億円、道路事業が12億600万円となっている。

  河川事業では、@平泉上流・衣川右岸堤防の進ちょくを図るほか、A砂鉄川で管理施設の整備に着手する。@は、一関遊水地事業の一環として整備を進めているもの。今回の補正で、国道4号平泉バイパス兼用堤部である本川右岸のうち、平泉町と衣川村を直接洪水から守る衣川堤防の進ちょくを図る。堤防を整備することで、アイオン台風並みの洪水による浸水被害が軽減可能となる。14年7月洪水(台風6号)で被害のあった23戸の浸水被害が解消される。

  Aは、直轄で進めている北上川上流支川砂鉄川改修事業の一環として整備するもの。今回の補正で、築堤が既成する砂鉄川で光ケーブル約13キロとCCTVカメラ11基を施工。一関狭さく部との一体管理と遠隔監視を行う。

  砂防事業では有根沢第2、3砂防えん堤の整備・進ちょくを図る。八幡平山系直轄火山砂防事業の一環として整備するもので、玄武温泉郷などの宿泊施設を土砂災害から守る。


本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします