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鈴木寛さんの「SPACE・K04」(遺作) |
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第11回東北新象展(新象作家協会東北事務所主催)が6日まで、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホールで開かれている。同事務所の会員13人が平面や立体作品約40点を出展している。
福島県の鈴木寛さんは昨年の10月に他界。同展には遺作「SPACE・K04」を出展している。鉄板を打ち付けた画面に油絵の具と色とりどりの石を配置。石は、古里の同県石川で採取したものを使用。落とした色合いの画面に配された、高いところから落とされたような絵の具の飛沫(ひまつ)の造形は、爆発的な生命のエネルギーを感じさせる。
東和町の五十嵐彰さんは「Windows−for−Jomon」シリーズを4点出展。横に連なる縦長の飾り窓を通して外の風景を描いた作品。中央の大きなキャンバスには3つの窓を配置。その両側には独立したキャンバスを配置し、一つずつ窓を描いた。
4点それぞれは「03−秋」から、「04−春」「同夏」「同秋」までのタイトルを設定。窓が切り取る風景のほとんどを占めるのは、朝焼けや夕焼けに染まる空。窓枠の底辺に沿うように山の稜線(りょうせん)のシルエットが浮かび上がる。雄大な自然の風景と人間が作りだした精巧な飾り窓との対比が印象的な作品。
新象作家協会は抽象絵画の団体。毎年6月に東京都美術館で新象展を開催している。東北事務所は1994年に発足し、本県と宮城県を中心に持ち回りで同展を開催している。
同事務所の宮本義満代表は「できるだけ一般の人に見てもらい、抽象画への関心を持ってもらいたい」と話していた。
午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。
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