2005年 2月 4日 (金)        

■  〈紫波町〉虹の保育園が21日から再開へ

     
  復旧工事も終了間近になって戻る日も決まった紫波町立虹の保育園の園舎  
  復旧工事も終了間近になって戻る日も決まった紫波町立虹の保育園の園舎  

 火災に遭った紫波町立虹の保育園の復旧作業が進み、間借りしている上平沢小学校から今月中旬に園舎に戻ることが決まった。9月20日の火災から5カ月。短期間で復旧なった。この間、上平沢小の児童たちは園児を弟や妹のようにかわいがってきた。児童会は17日にお別れ会を開き、園児とプレゼントを交換し一緒に遊ぶ。

  同保育園は昨年4月に開園したが半年にも満たない9月20日の夜に火災が発生し建物内を半焼した。隣接する上平沢小学校を間借りすることが決まり特別教室で保育を続けている。

  園児たちは教室内を裸足で過ごす。上靴の児童たちは園児の足を踏んでけがをさせないよう靴を脱いで接してきた。昼寝の時間には特別教室の前をそっと歩き、授業と授業の間の休み時間には園児たちの面倒をみてきた。

  2年生は休み時間のたびに園児たちを訪ね、相撲をとったり、折り紙を教えたりするなどよく世話をした。2学期末に開かれた収穫祭では園児たちが育てた芋が贈られたという。

  森田雄一校長は「寝ている子のそばをそっと歩くなど日常生活の中でさりげなくやっていたのが一番のプレゼント。引っ越しが終わってからが出発点、一緒にいたときと同じ態度で接してくれるか、その後の姿を注意してみていきたい」と話している。

  虹の保育園の小笠原久子園長は上平沢小学校での5カ月間を「児童たちは廊下ですれ違っては園児に声をかけていた。2年生はお祭りイベントに招待を受け、買い物ごっこをしていました」と振り返る。

  園児たちは今、17日のお別れ会に向け全校児童に贈る紙粘土のペンダント作りをしているという。
  引っ越しは役場職員、保育園の保護者会、町社会福祉協議会職員が協力し19日の午前中に終わらせる計画。園児たちは21日から園舎に通園する。年長組の園児は1カ月通い3月26日に園舎で卒園する。


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