2005年 2月 6日 (日)        

■ 〈美術〉藤原賞は「心のゆくえ」 岩手教員美術展

     
  藤原賞・佐々木和江さんの「心のゆくえ」  
 
藤原賞・佐々木和江さんの「心のゆくえ」
 
  第50回岩手教員美術展(県小学校教育研究会図画工作部会、県中学校教育研究会美術部会主催)が6日まで、盛岡市菜園1丁目の川徳8階イベントホールで開かれている。県内の小中学校の教員とOB16人が、絵画や染色作品など約20点を出展している。

  出品者の中から選ばれる藤原賞は、城西中勤務の佐々木和江さんの「心のゆくえ」が受賞。落ち着いた色合いの中に、1人の女性の2つの姿を描いた作品。ブラウスとスカートでテーブルに手を付いた姿と、Tシャツで両腕を挙げた姿。それぞれは別の空間にいるように配置されているが伏し目がちな視線からは、子供時代を終えて自分の人生に向き合い始めた女性の揺れ動く心情が感じられる。

  今回は第1回藤原賞を受賞した高橋大八さんの作品「メカニカル・コンストラクション」も展示している。

  同賞は岩大名誉教授の藤原徳太郎氏(故人)の寄付による基金を基に、県内教員の優れた美術創作活動と造形教育実践、研究を表彰することを目的として、1970年(昭和45年)に設定。今回の審査は画家で岩大名誉教授の伊藤昌夫さんと画家の菅田篤さんが担当した。

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