2005年 2月 7日 (月)        

■  〈経済〉盛岡駅パルモを改装へ 地下自由通路開業に合わせて

 
     
  自由地下通路開通を視野に、夏には一時閉店してリニューアルするパルモ  
 
自由地下通路開通を視野に、夏には一時閉店してリニューアルするパルモ
 
盛岡ターミナルビル(石井三郎社長)の「パルモ」は盛岡駅の地下自由通路開業に合わせて6月初旬から7月まで休業して改装を予定している。26のテナントが入居、盛岡唯一の地下街として長年親しまれてきたが、盛岡駅の地下改札口が03年12月に閉鎖されたことで構内の客の流れが変わった。このため盛岡市が工事を進めている地下自由通路の開通による駅西口の商圏拡大に活路を見いだしている。通路は昨年12月開通の予定だったが、国の補助金の関係で年度越しで延期された。パルモ側では書き入れ時の盆シーズン前の早期開通を求め、リニューアルプランを練っている。

 JR東日本は「盛岡駅構内自由通路整備事業及びステーションルネッサンス実現に向けた開発」により、07年までに盛岡駅構内のレイアウトを新たにする事業を進めている。中央乗り換えこ線橋と地下自由通路の開通と中央乗り換えこ線橋の整備により、新幹線・在来線乗り換えと盛岡駅の東西口の通行をスムーズにする。

  地下自由通路は開運橋通の地下道を直進して駅に向かい、パルモを横切ってプラットホームの地下をくぐり、マリオス側まで抜ける歩行者道。盛岡市が03年2月に着工し、約8億5千万円の事業費で工事を進めている。これに伴いパルモに通じていた地下改札口は廃止された。

  盛岡ターミナルビルの石井社長は「改札口廃止から確実に人の流れが変わった。パルモの売り上げが厳しくなり、リニューアルせざるを得ない。昨年10月には会社が合併してフェザンと経営が一緒になったので、パルモも頑張りたい」と話し、自由通路の早期開通を求めている。

  6月上旬に一時閉店して7月まで改装工事を行い、お盆の書き入れ時までには新装オープンしたい考え。「これまでの自由通路で大きく迂回(うかい)していたのを短く連結できるので、西口に住んでいる人の利用は便利になる」と話し、駅を取り巻く変化に期待する。昨年12月に予定していた自由通路の早期開通に「今年こそは」と期待を寄せる。

  盛岡市道路建設課の千葉吉信副主幹は「8月上旬には開通してほしいと言われているが、防犯上の管理など保安設備を含めて工事をしなければならないので」と話す。供用時期はこれからになる。

  石井社長は「かなり前に改札口を廃止して工事をしているので、今年こそは早く開通してほしい」と話し、パルモのリニューアルとタイミングが合うよう切望している。



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