2005年 3月 1日 (火)        

■  〈岩手の子守歌〉22 雫石の寝させ唄

     
   
     

  ■雫石の寝させ唄
 
  山の白犬コ(狼のことを白大犬と言っていた)のほえる声は、月夜の山頂に響いています。皆でほえて寝ない子をさらっていく相談でもしているのでしょうか。白犬コを「白い猫」と聞いた人もあるようですが、猫はほえません。農村部では目覚めたあとのおやつは、いつも「いもっこ」だったのかもしれません。飾り気のない言葉で歌われています。最後に「ねんねこやエ」が入ればまとまりがよくなりますね。
  (佐々木正太郎=「いわての子守唄と女性たち」楽譜監修)

     ◇        ◇
ねんねこやえ ねんねこやえ
ねんねこやまの しろいぬこ
いっぴきほえれば みなほえる
ねんねこやえ ねんねこやえ
ねんねこしろでぁ このわらし
ねんねこしたら そのあとで
いもこほどこ ほってきて
にてもやいても かせべぇな


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