2005年 3月 1日 (火)        

■  紫波町産ワインに合格点 山梨大副学長招いて研究会

 紫波町自園自醸ワイン開発研究会が2月27日、紫波町小屋敷のラ・フランス温泉館で開かれた。町、ワイン専用種ブドウ栽培農家、山梨大学の横塚弘毅副学長ら33人が出席。県工業技術センターが紫波町産のワイン専用種ブドウで試験醸造した2種類の赤ワインを試飲して高い評価を下した。手探りで栽培していた農家も胸をなでおろしていた。

  藤原孝町長は「研究会の皆さんの意見を聞いて17年度は本格的に向かいたい」とあいさつ。山梨大学の横塚副学長は「山梨大学ワイン科学研究センターは公立でやっている唯一のワイン研究所。役立てるよう若い教授、助教授につなげていきたい」と述べた。

  紫波町ワイン開発技術研究員の伊藤勝彦さんは「工場が始まったら子供から高齢者までいつでも見に来てほしい。説明させていただきます」とあいさつした。

  町がこれまでの取り組み、今後の計画、伊藤さんがワイン醸造の基礎知識を説明した。生産者の藤原榮孝さんが「ワインは原料の善しあしで決まるということを聞き、作る側として責任を感じる。試験栽培してどの品種が地元に合っているか試作していく必要があると思う」と話していた。

  このあと昨年初収穫して工業技術センターで試験醸造したメルローとカベルネというワイン専用種2種類の赤ワインを試飲した。


  伊藤さんは「味が濃く1年目としては上出来。気象状況によって味は変わっていくが、紫波町では昨年は特段に恵まれた天候ではなかった。気象条件が良く、木も年を経れば味の良いブドウができると思う」、横塚副学長も「非常に良い」と高く評価していた。


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