2005年 3月 3日 (木)        

■  〈合併〉盛岡・玉山、12日に調印を予定 議会議決は15日

 玉山村の工藤久徳村長は1日夜の住民説明会で、盛岡市との合併について「12日に調印、15日に議会の議決をいただきたいとスケジュールを組んでいる」との意向を明らかにした。同村議会定例会は11日招集され、12日には第7回盛岡市・玉山村合併協議会が開かれる。村議会は4日の議会運営委員会で合併に関する議案などについて協議するとみられる。

 工藤村長は「50年続いた玉山村が消えることは非常に寂しい思い。これからも地域発展のため、住民の幸せを願うには合併も有力な選択肢だと思い、現在に至っている。合併協で協定項目は協議したが、まだ中身を詰めるところもある。今後とも皆さんの意見を大事にし、合併でよりよく、地域が幸せになるよう取り組む」と述べた。
  同日は先月25日から村内20会場を対象に始まった合併に関する住民説明会5日目。工藤村長は村中央公民館会場に出席し、渋民地区の住民ら25人が参加した。同日同時刻に生出地区でも開かれた。
  中央公民館では、年輩男性から「行政区は現行通りとするが、自治会連合会は一本化に向けて協議するという。村では役員の改選期になっており、05、06年度の助成金はどうなるのか。一本化すると村の組織が分解されないか」と懸念を示した。

  沼田秀世村総合政策室長は「05年度は現行通り。予算が議決されれば自治会予算は今年度分を継続させる。村と市とでは仕組み、形態が違う。今まで通りの運営が可能だが、助成方法などは今後仕組みが変わらないような方法で細部を詰めたい」と理解を求めた。

  28日夜の好摩体育館会場には約50人が参加。住民からは「住居表示は絶対に『玉山区』を付けないと駄目なのか」「役場が支所として残ると、職員はどうなるのか」「合併すると村の議員は半分以下になってしまう。大丈夫か」など質問や要望があった。

  ある女性は「広報は玉山版が必要。盛岡市のものは老眼鏡にルーペが必要なほど字が小さい。防災無線など心温まる情報の共有が盛岡市になっても必要では」と要望した。

  男性からは「発注工事を市の基準に従うと、村の業者が不利になるのでは」と指摘。工藤村長は「業者のランクの見直しをする。急激な変化で(盛岡市で多い)一般競争入札で仕事がなくなる不安を解消していく」と答えた。

  説明会では、質疑がなく、2時間の予定時間に対して1時間半で終了する会場もあった。3日の舟田、門前寺2会場で終了する。


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