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雫石町は1日、05年度当初予算案を公表した。一般会計は歳入歳出それぞれ対前年度比12億7300万円、13・6%減の81億100万円。前年度計上した減税補てん債の借り換え分を除いても、実質で同11・1%の減。歳出で普通建設事業が半減し、10億円を割るなど超緊縮型予算となった。10特別会計と合わせた総額は168億8741万円(水道事業会計は支出合計額)で同6・5%減だった。4日招集の町議会3月定例会に提案される。
一般会計は、しずくいしアグリ・リサイクル・センターやJR田沢湖線の歩道橋の新設整備の完了、町や小岩井農牧などが出資する北東北バイオマス事業の補助金の新年度分が前年度より少ないことを主因に大幅縮小。補助、単独ともに数億円規模のハード事業はなく、ソフト事業に力点が置かれた。
歳入を見ると、自主財源のうち地方税は21億343万円で同2・7%減と厳しく見積もられた。予算規模の縮小に伴い構成比は26%と2年ぶりに4分の1を上回った。
繰入金は3億7578万円で同40・9%の大幅増。うち財政調整基金から1億4200万円、減債基金から約1億円を取り崩した。05年度末の基金見込み残高は3億2700万円。
依存財源は地方交付税が31億9500万円で同7700万円、0・2%の減。総額の落ち込みから構成比では約4割を占めた。県支出金は前年度から引き続きの北東北バイオマス事業、アグリリサイクルセンターの影響で同5割強半減して6億4042万円になった。国庫支出金も2割の減となった。
地方債も前年度より半減して4億9510万円、構成比が1ケタ台になった。同センターの整備が完了し、前年度計上された減税補てん債借り換え分2億3200万円が除かれたことによる。このうち臨時財政対策債は3億2280万円で同9050万円、同21・9%の減だった。
歳出を見ると、義務的経費のうち人件費は20億427万円で同1・3%の減、構成比は約4分の1を占めた。扶助費は4億4062万円で同0・4%の減。公債費は12億724万円で同24・1%と削減幅が大きく、減税補てん債借り換え分がなくなったことも理由になっている。
投資的経費では、普通建設事業費が8億8726万円で同9億7227万円、52・3%も減った。
主要事業は北東北バイオマス事業へ1億1310万円、極楽野営農飲雑用水整備事業に1億100万円、地方特定道路の整備として歩道橋と町道の新設整備2件で合わせて1億2600万円、町公葬地整備に5千万円など。
町の起債見込み残高は05年度末で84億700万円。返済は元利償還見込み額は同9億9552万円となっている。起債による償還ピークはすでに過ぎているが、残高は今後緩やかに減少していくとみている。
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