2005年 3月 4日 (金)        

■  06年春を目指して活動開始 岩手大学で企業合同セミナー

 岩手大(平山健一学長)で2日と3日、学部3年生と大学院1年生を対象にした企業合同セミナーが開かれた。延べ約780人の学生が参加。真新しいリクルートスーツ姿に身を包んだ学生は、2006年の春を目指して就職活動のスタートを切った。

  参加企業は過去4度で最高となる216社で、前年の108社の2倍になった。首都圏の企業参加が60社で岩手の47社を上回るなど、首都圏の景気回復ぶりを反映する結果になった。

  セミナーは各企業ごとにブースを設ける形式で行われた。昨年4月に法人化した岩手大も初めてブースを設け、学生に母校への就職を呼びかけた。

  工学部大学院1年の男子学生(22)は「県外の情報通信業を目指している。2月初旬から活動を始めたが、手応えはまあまあ。ゴールデンウイークまでには内定を勝ち取りたい」とブースを回っていた。

  教育学部3年の女子学生(21)は「昨秋から活動を始めた。金融関係と営業関係を中心に考えている。地元に帰って就職したいけれど、女性には厳しいみたい。遅くても、夏までには終わらせたい」と話した。

  人文社会科学部3年の女子学生(21)は「営業・販売で県内の就職を目指している。活動は今年に入ってから始めたけれど、まだまだ先が見えなく不安。いろんな人から話を聞いて、できるだけ早く内定をもらいたい」と話した。

  産業用包装容器の製造・販売で盛岡市上堂にも工場を持つ、昭和パックス株式会社(本社・東京都)の古井章人事課長は「求める人材は、会社に貢献ができる人材。周囲の人や環境を自分の有利なようにしていくことができる推進力がある学生がいれば、採用していく」と求める人材像を話していた。

  同大学生就職情報室の後藤周悦室長は「大都市では、求人数が回復しているようだ。今年度、本学の就職内定率は、過去最高を更新しそうなので、来年以降も好調を維持してほしい」と話していた。


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