2005年 3月 5日 (土)        

■  県議会一般質問応答要旨 大宮惇幸氏、小野寺好氏、阿部富雄氏

大宮惇幸氏(民主県民会議)岩手

 @雫石地熱熱水供給事業調査の今後は。
  A雫石クリーンセンター計画への対応は。

  増田知事 @国の委託事業終了のあとも原熱水の直接利用の可能性調査やコスト縮減による経済性確保のための調査を行ってきた。かなりの数の調査項目を行ってきたので今後新たに行うべき調査項目はない。県の可能性調査期間が終了する05年度末をもって実証調査終了後の施設を使った事業化は、施設が著しく大規模で利用者が少なく、事業化には熱水利用協力金を大幅に上回る料金設定が必要になり利用者の理解が得られず、06年度以降の事業化は断念した。

  中村世紀環境生活部長 A事業者は環境影響評価調書に記載されているところにより環境保全に適正配慮して対象事業を実施する。事業にはアセス以外の許認可があり、今回の件は廃棄物処理施設の許可、都市計画の手続きなどがある。許認可の立場にある者は評価書の内容について配慮するよう条例で定めている。これらの手続きを通じて環境アセスを行った結果が事業に反映される。

小野寺好氏(公明)盛岡

 @競馬組合の経営悪化に対策をとってきたか。
  A盛岡市の開運橋付近の交通渋滞対策は。

  増田知事 @オーロパークのオープンが一番大きな投資になり現在まで響いている。2000年度には繰り上げ充用が必要になるなど経営収支が悪化してきた。97年度に岩手競馬経営改善5カ年計画をつくったり2000年度にみちのくレース岩手競馬改善計画をつくりこの間も経営改善には取り組んできた。経営改善の問題意識は持って取り組んできたが、基本的方向はハード施設整備を中心に置いた事業拡大の方向性をとったことがあり、結果的にさらに今の財務状況を招くようなマイナスの効果をもたらしたと考えている。

  橋本義春県土整備部長 A開運橋付近の交通渋滞については、盛岡市が整備を進めている不来方橋と明治橋大沢川原線までの街路整備は平成17年度までに開通すると聞いている。開通によって駅や盛南方面、市中心部から開運橋に集中している交通が2つの橋に分散され交通渋滞の緩和が期待できる。

阿部富雄氏(無所属)一関

 @一関両磐地区の合併が平泉の名称問題で混乱したことへの所感は。
  A平泉の世界遺産登録への対応は。

  増田知事 @両磐地区の合併協議過程でさまざなま経緯があったことは承知している。合併協議会構成の7市町村で協議経過や将来のまちづくりについて住民説明を行っているので地域全体の一層の理解を得たうえで合併を進められたい。平泉と藤沢は新市との関係では重要なパートナーだ。新法でつくる構想では両町と新市の意向を聞かねばならない。

  佐藤勝教育長 A長者ケ原廃寺跡や白鳥館遺跡などについては05年1月に史跡指定等の申請を行った。8月ころまでには国指定史跡になると見込んでいる。これらの申請をもって世界遺産のコアゾーン候補にかかる国の史跡指定などに向けた手続きは一応終了した。今後は市町村と連携を図り平泉遺跡群調査整備指導委員会などの助言と指導を仰ぎながら遺跡の価値について調査研究を深め、成果を世界遺産登録の推薦書に反映させるよう努めたい。



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