2005年 3月 5日 (土)        

■  〈岩手競馬〉再建には2場体制が不可欠 増田知事が県議会で答弁

 増田知事は3日の県議会2月定例会の一般質問で、競馬組合再建計画では盛岡・水沢2場体制を堅持する考えを改めて示した。小原宣良(社民)、伊沢昌弘(同)の両氏の質問に答えた。増田知事は競馬組合が再建されて新たな設備投資が可能となった場合は1場体制を検討する選択肢もありうるとした。

  小原氏は「わたしは昨年12月議会の総務委員会の場でも本会議の場でも競馬事業の整理縮小の必要性を述べてきた。1場体制だ。廃止する競馬場の公的な利活用方法を真剣に検討すべきと今でも考えている。やがてこの手法を検討する時期はくるのではないか。早い時期に1場体制への移行を考えるべきでは」と質問した。

  増田知事は「1場体制にする場合もいずれかの競馬場の厩舎の廃止で開催日数を大幅に減少しなければならない。発売収入の減少に直結して組合再生の道をふさいでしまう。水沢、盛岡の厩舎を維持するか敷地に余裕のある盛岡競馬場への厩舎集約が必要だ。コストの削減効果よりも厩舎の厩務員宿舎の移動費用や馬の輸送費用の増加、スタンド解体費など新たな費用の発生を見込まざるをえない。現在の競馬組合が置かれている財務状況では対応が難しい。今回の改正実行計画においても前回計画の検討時の結論から2場体制を維持しながら計画の実現を図る」と答えた。

  伊沢氏は「2場体制でずっといく中で最終的に知事が言っているように判断をすべきときまで2場でいっていいか。途中で1場体制を含めて考えることがあってもいいのでは」と関連質問した。

  増田知事は「1場体制でやれるかどうかの検討を極めて直近で行ったうえでの2場体制が適当である。あえて言うと2場体制でやっていくことが競馬の再建に資するという判断をしている。将来の設備投資をしないという前提条件の中での検討で、将来設備可能な状況になった場合は1場体制の検討も選択肢の中に入ってくるだろう。大きく前提条件が変わった場合には」と述べた。


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