2005年 3月 6日 (日)        

■  視野広がった留学体験 県国際交流協会がセミナー開く

     
  県国際交流協会主催の海外留学・海外滞在セミナー  
 
県国際交流協会主催の海外留学・海外滞在セミナー
 

 恒例の海外留学・海外滞在セミナー(県国際交流協会主催)が2月26日、盛岡市大沢川原の同交流プラザで開かれ、留学や海外滞在に関心のある市内の高校生、大学生から一般市民ら50人が参加した。県内出身で留学・海外滞在経験者ら6人が登壇し、外国の学生の勉強への姿勢や国際交流などに関して体験談を語った。

 フランスに9カ月間、語学留学した岩大人社国際文化課程在籍の高橋飛鳥さん(石鳥谷町出身)は、不方来高1年のときフランスに演奏旅行に派遣された経験がある。「初めてのフランス訪問で大変関心を持ち、大学に入って第2外国語でフランス語の授業を取った。フランスでは大学付属の学校に留学したが、学生の勉強熱心さに驚いた。資格を目指したり専門を究めるために大学に進む。いいパワーをもらった」と、帰国後も発奮して勉強している。

  アメリカから一時帰国中の大学の音楽講師、佐藤美子さん(滝沢村出身)は「アメリカ人は大学に入る学費を自分で稼いだり奨学金をもらうなどして自立した考えを持つ。自分の金での進学だから勉強は熱心。大学では普段着。エネルギーは勉強に注ぐ」と、アメリカの大学生の勉強姿勢を挙げた。

  岩大教育学部4年の佐々木仁美さん(盛岡市出身)は、3年のとき交換留学生として1年間、北京の清華大学に留学した。「大学に入り中国からの留学生に日本語を教えるようになり中国に関心を持った。留学して驚いたことは中国の学生が猛勉強していること。これでは日本は負けると思い焦った。でも留学して世界が広がった」と、大学生の勉学ぶりを紹介した。

  滞在期間に印象に残ったことでは「中国では友人の友人は友人。北京の友人から、上海の友人を紹介され泊めてもらった」と話した。

  10年間、アメリカに滞在経験のある市内の英会話講師、蛇沼由美子さん(盛岡市出身)は「わたしもアメリカの大学に入ったが出席率を重視する。10年以上も前だが、日本から来ている学生の中に、出席率が悪くて強制送還させられた学生がいた。60人で12、3人が対象になった。3回欠席だとその科目は駄目」と、出欠に厳しいアメリカの大学の一面を紹介した。

  国際交流に関してはブラジルに1年留学した遠野市の会社経営、佐々木栄洋さん(同市出身)が「とにかく人なつこい。知らない人でもやあと言う意味のオイオイを連発する。わたしもした。たくさん、たくさん友達ができた」と話した。

  米国ノーフォーク州立大のアドミッションカウンセラーの今入亜希子さん(盛岡市出身)は一時帰国。「留学の目的を明確にすればどこのどんな大学に留学したいかが見える。各大学には強い領域がある。将来のステップアップのために」とアドバイスしていた。


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