2005年 3月 19日 (土)        

■  地域の中学、高校吹奏楽部が合同コンサート 総勢60人の大編成に

     
  第1回エスペロコンサートに向けて練習に励む生徒たち  
 
第1回エスペロコンサートに向けて練習に励む生徒たち
 

 盛岡地域合同吹奏楽コンサート「第1回エスペロコンサート」が21日、盛岡市盛岡駅西通の市民文化ホール大ホールで開かれる。飯岡地域エスペロの会が主催。盛岡工業高校、紫波総合高校、飯岡中学校の3校の吹奏楽部と、一般からの参加者を合わせ総勢60人の大編成で結成された。幼稚園や保育園、PTAや町内会など、地域で暮らすさまざまな人や団体が強力にバックアップ。地域で立ち上げる初めてのコンサートの成功に向け、出演者たちの練習にも力が入っている。

 オープニングでは3校それぞれの校歌を演奏。「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」などクラシックの名曲から「ルパンV世のテーマ」「美女と野獣」など選曲は多彩。話題の「マツケンサンバU」も含めて10曲以上が演奏される。

  盛岡工業高校吹奏楽部の呼び掛けでコンサート開催が決まったのは昨年の夏。12月末から練習を開始し、放課後や休日を利用して取り組んできた。

  全体の指導に当たっている同校顧問の五日市稔教諭は「子供たちの積極性に押されている感じで、うれしい悲鳴を上げている。『ものをつくる』ことはやればやっただけ、はっきり目に見える。その面白さにはまり込んでいくのでは。今どきの子供も本気になるとすごいエネルギーを出すというところを見せたい」と話す。

  同校の栃沢順幸部長は「紫波総合高校とは以前合同演奏をしたことがあるが、飯岡中とは初めて。中学生とは言っても、同じ吹奏楽部として競う部分もあって刺激になっている。お客さんが来てくれて、自分たちが楽しんで満足のいく演奏ができればと思う」と意気込んでいる。

  同会は飯岡地域の幼児、児童、生徒の健全育成を図るために2002年に発足。地域の保育園や幼稚園、各学校の生徒指導組織を中核に、関係機関などとの連携を図りながら伝統芸能の伝承活動や、交流会、あいさつ運動やクリーン作戦などの活動を行ってきた。

  今回も、地区のPTAや町内会などの各構成団体が協力してチケット販売やポスター、ビラまきなどを実施。「子供たちのいい音楽を聴こう」という目的のために、地域が一つになって支えてきた。

  開催に当たり、同会の浅沼清一会長は「合同練習会では中学生と先輩である高校生との交流があり、いろいろな面で指導を受け、忘れられない思い出となったことと思う。これまでの生徒の皆さんの頑張りを誉めてあげたい。生演奏の響きを堪能し、演奏する生徒さんと一緒になって音楽の素晴らしさを改めて感じて頂ければ。会はこれからも子供たちがこの地に生まれてきて良かったと思える地域作りに取り組んでいく」と言葉を寄せる。

  午後1時半開場、同2時開演。全席自由。チケットは前売り300円(当日は400円)。問い合わせは飯岡中学校の高橋昭三教頭(電話番号は019−638−0609)まで。


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