県立大学(谷口誠学長)と盛岡短期大学部の入学式が5日、滝沢村巣子の同大講堂であり、575人の新入生が新たな一歩を踏み出した。4月から公立大学法人に移行し、谷口新学長体制となった。
学長として初の新入生を迎えた谷口学長は「わたしも皆さんと同じように新しい夢と希望を持って県立大にやって来た。日本、そして世界に通用する価値ある大学に育てたいというわたしの夢は、達成できない夢ではない」と式辞でまず、抱負を述べた。
その上で岩手の先人に触れ「皆さんは、偉大な先達が残したDNAを受け継いでいる。しかし、努力と忍耐、チャレンジ精神がなければ実を結ぶことはない。根気よく、粘り強く努力し、素晴らしい岩手のDNAを開花させ、国際的にも羽ばたいてほしい」と激励した。
野球を例に出して「最初からカーブを投げる技巧派投手は大成しない。まずは、直球をマスターしてほしい」と基本の大切さを強調した。
入学生を代表して総合政策学部の熊谷美紀さん(盛岡四)が「今年度から公立大学法人として新たなスタートを切った。これまでに安住せず、チャレンジ精神を持って学問に励みたい」と誓った。
式後、会場周辺はサークル活動へ勧誘する先輩学生らが集まり晴れやかムードに。青森県田子町出身の田畑真吾さん(18)=ソフトウエア情報学部=は「初めての一人暮らしで不安もあるけど、アルバイトにサークル活動と、たくさんのことに挑戦したい」と話した。
青森県五所川原市出身の沢田明那さん(18)=社会福祉学部=は「夢はスクールカウンセラー。ボランティア活動に挑戦したい」と新生活に意欲を燃やしていた。
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