県議会無所属会派の政和会(吉田洋治代表・6人)は7日、県議会控室で議員総会を開き、今後の会派の方向性について協議した。同日までに会派代表の吉田氏が宮古市長選、幹事長の田村正彦氏が八幡平市長選に立候補する動きが表面化。両氏が首長転出のため議員辞職すれば、会派は4人になり議会運営の交渉権を失う。会派としては両氏の意向を尊重したうえで結束を維持する方針を確認し、会派代表代行に田村誠氏を選んだ。吉田氏は総会後、「それぞれの議員の思いがあり、率直に胸きんを開いて意見交換した。あとはこれからの行動が出てくるので少し時間がかかると思う」と話し、胸の内の迷いを見せた。
総会は午後4時から1時間半にわたり行われ、6人全員が出席した。吉田氏は「わたしも後援会との協議があるということを報告した。会派の運営について代表のわたし、幹事長の田村さんも渦中の人になったので代表代行を決めておいた方がいいので、田村誠議員を代行に窓口になって進めてもらうことにした」と話した。
交渉会派要件がかかることについては「そのことも皆で意見交換した。会派運営について皆さんと協議して19、20日の閉会中の常任委員会までにいろいろと協議を積み重ねる」と述べ、今月中旬までには一定の結論を出す考えを示した。
会派の知事与党としての存在意義については「会派が交渉会派として存続するかしないかということは大きな議論になった。ぼくらの会派だけでなく自民にしろ民主にしろこれまでも増田県政と一体となってやってきている。ある意味では是々非々で対応してきた。全体的に県議会として運営されそれぞれの役割を果たしてきている」と述べた。
出身地の宮古市については「古里に元気を出してほしいという思いは強いが全体的な日本経済の不況のあおりで県北沿岸は厳しい環境にある。宮古も合併ということで初めての選挙が7月3日にある。前回は無競争だった。市民の審判を受けるという選択肢が新しい活力を生むのではないかという思いがある。その中で要請が来たので真剣に考えている」と述べた。
吉田氏はこのあと、会派のほか後援会や労組の意見を聞いて慎重に判断する姿勢を示した。
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