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加持友子さん(右)と、初個展を行った小田島由子さん。「アトリ絵カフェ・モンラパン」の店内で |
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盛岡市みたけ3丁目の加持友子さんがこのほど、自宅の1階部分を開放して「アトリ絵カフェ・モンラパン」を開店した。店内の壁面は貸しギャラリーとして活用するほか、音楽会やデッサン教室なども行われる予定。フランス語で「わたしのウサギ」を表す店名は、恋人や母娘、女友達など親しい人の呼び方という。加持さんは「ものづくり大好きな人たちの集いの場になれば」と思っている。
開放したのは、仕切りを外して続きにした洋間3部屋と、和室の1部屋。壁面は10号サイズのキャンバスなら約15点、大作は100号までなら十分に展示できる。天井が吹き抜けになっているため、大きなパッチワーク作品なども飾ることができるという。洋間にはピアノも設置されているため、幅広い活用が検討されている。
現在の家を中古で購入したのは8年前。インテリアコーディネーターや2級建築士の資格を取得したほどのインテリア好きのため、リフォームにはこだわった。インテリアから器まで、トータルで自分の好きな空間を作りたい。それを皆に提案したいという思いは強かったという。
9年前から始めた絵画は、03年県芸術祭で奨励賞を受賞するほどの腕前。絵画グループの仲間の「座ってお茶を飲みながら作品を鑑賞できるような、いい発表の場がほしい」というつぶやきを聞いて「ないなら、自分がつくろう」と一念発起。自宅を開放しての開店を決めた。
対象年齢は40代から60代と高めに設定。絵画に限らず、焼き物や工芸品などの展示も視野に入れている。
カフェのメニューの中で珍しいのは、島根県の白折煎茶(350円)。同県出身の加持さんの夫を通して知り、その豊かな味が気に入ったという。和菓子は、京都の加持さんの実家「平七屋」のものを取り寄せる。着色料や防腐剤などを一切使っていない同店の和菓子と同茶を組み合わせた和菓子セットは500円で提供している。
2日のオープンからの5日間、初めての展覧会は、同じ絵画グループに所属する小田島由子さんに依頼した。自身にとっても初めての個展になったという小田島さんは、これまでに描きためた油彩14点を展示した。
小田島さんは「初めての個展が実現できてよかった。のんびり見ることができていい空間だと思う」と話していた。
午前10時から午後6時まで。木、金曜と祝祭日は定休。駐車場あり。問い合わせは同店、同市みたけ3丁目10の5、電話は019−641−4113まで。
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