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熊谷明希さんと作品 |
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盛岡市の熊谷明希さん(26)の個展が16日まで、同市菜園2丁目のギャラリーラヴィで開かれている。同会場では2003年以来4回目。布地に描かれた15点の平面作品が展示されている。
作品は1点ずつ額に入れられているが、元はすべて1枚の布地。幅2b28a、長さ約8bの綿の布地に、油絵の具やアクリル絵の具、ペンキを使って色を置いていく。すべてが彩色された時点で、好きな部分を切り取ってパネルや木枠に張り、それぞれの作品に仕上げている。
枠があると自由に表現できないという熊谷さん。キャンバスではなく大きな布地に直接描く技法には、学生時代から取り組んでいる。
どこまでも水分を含んでいく布という素材に引かれる。紙やキャンバスでは出せない、色のにじみが面白いという。そのままの色が定着する油絵の具は、濃い色でにじみを作るときに使用。厚くべた塗りをするときはペンキ、発色がいいアクリル絵の具はにじみの模様やアクセントを出すときと、それぞれの特徴を作品の中に生かしている。
テーマや方向性は決めずに制作に入る。枠をはめてしまうと、思っていたものと出来上がった作品の間に必ず違和感が生じるという。無理をせず、その時々の自分らしい感じを表現したいと思っている。
1978年宮城県生まれ。97年岩手大学教育学部特設美術科入学。2001年同大学院修士課程修了。
午前11時から午後6時(最終日は同5時)まで。 |