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ラックスで開催中の斉藤権四郎さんの書展の作品 |
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玉山村芋田のカフェ・レストラン・ラックス(黒丸明夫店主)で、岩手席書連盟理事の斉藤権四郎さん(74)=岩手町川口=の色紙書展が開かれている。日常を風刺したオリジナルの文章や歌人の歌をしなやかな書体で表現。画仙紙に墨の代わりに牛乳で書いた文字と色彩豊かな背景で構成され、視覚でも楽しめる作品になっている。
今回は20点が展示されている。
たとえば「婆さんよ 皺を隠して 何処へ行く 皺は立派な 勲章なのに 婆さんの真の美は 化粧の陰にある」や「子供は愛の副産物よ、十三人の子供を産んで、にんまり微笑む母親がいた」がオリジナル。豊酔(ほうすい)の雅号が入っている。
5年前に病に見舞われ、約3年間筆を握ることができなかった。再び書く喜びを取り戻したが、以前のような大きな作品を仕上げるのは難しくなった。自分なりの作風を確立しようと、考案したのが今回出展した作品群。
画仙紙に牛乳で文字を書き、乾燥させてから表面に水を塗る。牛乳の脂肪が水と混ざり、文字が白抜きで浮かび上がる。文字以外の紙は水で濡れている。そこに墨と染色用の染料を混ぜて背景にする。原色では鮮やかすぎるのでオレンジと黒を混ぜて茶、落ち着いたあかね色などを作り出す。
斉藤さんは「3年間で3〜4千枚書いた。白黒の色紙ではどんなにうまく書いても飾ってくれない。絵を描くつもりで作った」と独自の工夫を解説。「書体は普通の文字を少し崩して誰にでも読めるようにした」という。
「いつか盛岡で100枚ぐらい展示したい」と夢を語る。
ラックスは一般の芸術作品などを無料で展示するスペースを提供している。黒丸一二三さんは「個人の作品を家に眠らせておくのではなく店に来た皆さんに楽しんでもらえたら」と出展を歓迎する。
場所は国道4号沿線の姫神ホールから北へ約1`先の西側。出展の問い合わせはラックス(電話683-1597)まで。
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