■ 〈経済〉スタッフ全員が女性の店舗も 岩手銀行が既存店を見直し
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女性だけのスタッフの岩手銀行加賀野支店 |
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岩手銀行(永野勝美頭取)は新年度を迎え、女性だけの店舗に切り替えたり、スタンディングオペレーションを導入するなど、相次いで既存店の見直しや拡充に力を入れ始めた。
同市天神町の加賀野支店(吉田優子支店長)は、同行第1号のいわぎん資産運用プラザ加賀野として再スタートした。きめ細かな対応を重視してスタッフ8人が全員女性。従来の銀行業務も行うが、資産運用の専門相談ブースを新設しファイナンシャル・プランナーが投資信託、年金保険、国債、外貨定期預金などの資産運用商品の紹介などの業務に当たっている。
同行個人営業部の嶋智彦副調査役は「顧客の資産運用への関心が高く、じっくり資産運用を相談する専用ブースが必要と考えて今回の第1号店をスタートさせた。加賀野地区は成熟した住民が多い。当行の女性スタッフが丁寧に対応する。店内には音楽が流れ、コーヒー、お茶などを自由に飲める。リラックスしながら相談できる。5月からは女性向け資産運用大学を開く」とPRする。
開業から10日以上経過して吉田支店長は「スタッフで精いっぱい相談に応じている。連日、途切れずに資産運用のための来店客が来る。ありがたい」と話す。
スタンディングオペレーションは、盛岡駅前支店、緑が丘支店、天昌寺支店など8カ店に導入している。窓口の行員が、スタンディングによりスピーディーな事務処理を行い、素早く顧客に対応するシステム。客の目線に合わせながら待ち時間短縮も図る。
同行では導入の成果により新年度上期に盛岡地区、北上地区、大船渡地区の各支店に導入。3年以内には全店(ローンプラザなど10店を除く91店)で導入する計画。
同行では店舗改革プロジェクトも立ち上げた。窓口対応マナー向上のほか、来店から5分以内で用件を済ませるよう「クイック5(ファイブ)」の推進にも着手した。同行事務管理部の名取朗部長代理は「客の大事な時間を無駄にしないための施策。昨年11月から緑が丘支店と加賀野支店を試行店として取り組んできた。平均で約1分の時間短縮効果が出た。スタンディングオペレーションの展開と合わせ、今後市内やその近郊の3支店で推進したい。当行ではCS(顧客満足)向上に力を入れており、改善策なども講じながらさらにCSを高めたい」と話している。
ペイオフが全面解禁されたが、個人預金シフトの動きほとんどなく顧客の関心は低金利時代の中で資産運用に向かっている。同行では資産運用相談の専門家・いわぎんファイナンシャルプランナーを現在の8人に加え、16人増やし20人体制にする。
現在研修中で18日の週から本町、材木町、中ノ橋、仙北町、都南などの各支店に配属する予定。同行個人営業部の佐藤則義営業推進役は「今年に入り投資信託や公共債、年金保険などの投資型商品の販売残高が1千億円の大台を突破した。昨年の7割増。資産運用への関心の高さの表れ。資産運用相談態勢をさらに充実させたい。今年度はまずは1500億円を超したい」と話していた。 |
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