2005年 4月 14日 (木)        

■ 〈美術〉宮崎さん「孤独な海」も 彩虹社小品展

     
  故宮崎敬喜さんの作品「孤独な海」  
 
故宮崎敬喜さんの作品「孤独な海」
 
  彩虹社(阿部長一会長)の第35回春の小品展が15日まで、盛岡市内丸のテレビ岩手ロビーで開かれている。26人の会員が3号から10号までの小品49点を出展している。

  2月末に77歳で他界した宮崎敬喜さんの作品は「孤独な海」が展示された。1949年(昭和24年)の同グループの創立から活動を続け、美術文化協会の会員としても活躍。出展した作品は、遺族が一番本人らしい作品を選んだという。

  画面中央に描かれた魚の姿は、形が崩され、抽象的に組み直されている。白く染め抜かれた空洞の目と、背景のブルーから浮き上がる人工物のような形は、見る側に強く孤独感を意識させる。

  沼田聰さんは「’05RHAPSODY」の連作2点を出展。グリーン系の画面の中に音楽を意識させる楽譜や鍵盤、弦楽器などを断片的に配置。「狂詩曲」を指す題名通り、一つのテーマを持ちながらも、さまざまな曲想が入ってくる自由な音楽をイメージし、リズム感たっぷりに仕上げた。

  午前9時から午後5時(最終日は同4時)まで。

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