2005年 4月 15日 (金)        

■  〈書展〉バラエティーに富む作風 県民会館で游神会展

     
  県民会館展示室で開かれている游神会書作展  
 
県民会館展示室で開かれている游神会書作展
 
  游神会(山口九郎会長)の第26回書作展は17日まで、盛岡市の県民会館展示室で開かれている。同会は北日本書道専門学院(奥瀬素玄学院長)の卒業生で活動する同窓会的組織。卒業後はそれぞれ個別に書作に励む同窓生が年1回、4月に書作展で集う。

  同学院は基本的に約5年、書の基本から学ぶ。卒業後は個別に書に向かう人もいれば、書の団体に入り励む人や教室などで指導者になっている人もいる。志向する書風はそれぞれに異なる。協会展や芸術祭などとは違い、作りたい作品を自由に書いている。このため毎回、種々の作風が見られるが、役員によると、今年は一段とバラエティーに富んだ作品が並んだという。

  卒業生は約900人で、現在は半数ぐらいが活動。今展には、同学院の学院長や講師を含め、約130人から203点の力作が出品されている。20代前半から80代までの会員が出品。中には親子で出品した人もいるという。

  漢詩や論語、日本の古今和歌集や近・現代短歌詩など題材は多彩。古典の臨書から、かな、さらには水墨画まで書体の違いはもちろん、画面の大きさは千差万別。額装、表装のほか、色紙の使用、扇子への書などの違いに個性が見られる。

  大矢幸一副会長は「自分の家に飾りやすい小さい作品が多くなる傾向にある。親類や友人にあげるため書いている人も多い」と話している。

  午前9時30分〜午後4時30分(最終日は午後3時まで)。入場無料。



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