2005年 4月 16日 (土)        

■ 〈経済〉自然石を用いてアート舗装 水管工業が試験的に実物公開

     
  アート舗装の施工例(滝沢商工会の玄関前)  
 
アート舗装の施工例(滝沢商工会の玄関前)
 
  水管工業(滝沢村滝沢字湯舟沢105の8、冬澤留社長)は、自然石を使ったアート舗装技術の普及を進めている。この技術は、アステス(岐阜県)が開発した「サンドブラスト工法」で舗装の表面処理を行ってデザインを浮き上がらせるもの。このほど滝沢村商工会などで試験施工が行われた。

  同社は3月からアステスとの代理店契約を結び、県内での同技術の普及に当たっている。舗装面にベニヤ板や鉄板などで型どりをして、桂砂を吹き付けタールやピッチを除去することで、骨材の白い色を表面に浮き上がらせるもの。

  従来の砂を使った研磨技術を改良したもので、施工中の粉じんや騒音が抑制されている。土間コンクリートの滑り止めや、インターロッキングブロックのリフレッシュなどにも応用が可能。

  骨材には紫波町の白瀧鉱山で採れた石灰岩を使用。図柄については、草花や方位、さんさ踊りなどを自社で作成できるまでに技術を高めており、将来的にはすべて自社製作とする計画。施工単価は簡単な図柄であれば、下地4センチの舗装を含み10平方メートル当たり15万円程度。既存舗装のはぎ取りと残土処理は別途料金が必要となる。

  滝沢村商工会前で行われた試験施工では、玄関前に約14平方メートルの「チャグチャグ馬コ」の絵柄を浮き上がらせた。同社では「街並みを明るくしたり地表面の温度を下げる効果もある。公園や幼稚園などで子供が喜ぶようなデザインを提供したり、子供たちの描いた絵を残していくなどの手法も考えられる」と、アート舗装の普及に力を入れていく考えだ。

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