2005年 4月 18日 (月)        

■  滝沢村は14001登録打ち切りへ 内部監査員制度で対応

   滝沢村は、認証取得した環境マネジメントシステム規格ISO14001について、8月の外部審査を受けず、自動的に認証登録を打ち切る。柳村純一村長は「内部監査員制度ができ、自前で改善していける」と独り立ちの理由を説明。引き続き環境保全の取り組み、同時認証取得したISO9001の外部審査は継続させる。

 柳村村長は職員の意識改革や自治体間競争を視野に99年6月、14001、9001の認証取得を宣言。村は00年8月に14001、11月に9001を認証取得した。地方自治体で全国初のダブル取得と話題になった。

  ISO(国際標準化機構)は認証から3年間の有効期間がある。1年目に1次、2年目に2次のサーベランス(維持審査)、3年目に更新審査を受け、登録更新する。審査費用は1次、2次が85万円、更新が150万円。

  各種審査は、審査登録機関が実施。認証取得団体に対して取り組みによる改善があったか審査する。

  村は03年に更新し、昨年1次サーベランスを実施した。今年8月の2次サーベランスを受けないため、自動的に認証登録が打ち切られる。今後は内部監査員の職員が横断的にチェックし、環境改善の向上に取り組む方針。監査員を現在の20人から30人に増やす。

  村環境産業部環境課は「取得から丸5年に当たり、職員の中でも勉強し、知識を習得してきた。今までの外部審査で合格しており、取り組み状況は問題ないだろうということで、継続して向上させるのが基本で、今後認証登録がなくても自ら取り組んでいく」と独立の理由を説明している。

  村の環境改善の取り組みは、村長の方針を基に部門別、業務計画別の目標を設定。改善のための手順、教育をし、行動する。検証、是正、見直しなどPDCAサイクルを繰り返して継続的改善を展開してきた。

  電気、灯油、ガソリン、軽油、事務用紙の消費・使用量、廃棄物の排出量など省エネ、省資源化を実施。

  02年度には電気消費量の目標615万9053キロワット時に対して実績553万2209キロワット時と111・3%の達成率だった。廃棄物排出量は目標18万5002キロに対して実績9万1650トンと約2分の1まで削減した。

  柳村村長は「認証取得を目的にしていたわけではないので今後は自前で取り組んでいく」と述べ、環境保全運動の模範を示す目的については「住民の中に十分浸透しきれていないが、ますます環境問題が注目されるとき今後生かされる。日常の事務事業の改善にも結びついている」と話している。


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