2005年 4月 18日 (月)        

■ 〈グラフ〉湿原のミズバショウを見に行こう

     
  ミズバショウとザゼンソウを観察する参加者  
  ミズバショウとザゼンソウを観察する参加者  
  小岩井農場まきば園で16日、季節限定ウオーク「湿原のミズバショウを見に行こう」の企画があった。一般募集に応じた30人が、ガイドの案内で早春の草花や森林浴を満喫した。農場内の栗ノ木沢にはミズバショウ群落が広がり、参加者たちは数万本の白い妖精を目の当たりにして感激していた。

  季節限定ウオークでは、普段入ることができない場所に案内してもらえる。四季折々の植物や昆虫などの観察、収穫体験ができる。

  この日は、春本番のさわやかな好天に恵まれ残雪の岩手山がくっきりと映えていた。盛岡近郊だけでなくホームページで知った県外の観光客も参加した。

  まきば園の齋藤政宏企画マネージャーと竹田洋子さんが案内。コースは往復6キロあり、約2時間を要する。牛舎工場散策路を出発して山林と牧草地を横断。山林の中に広がる湿地に足を踏み入れるとミズバショウ群落とザゼンソウが出現した。

  齋藤企画マネージャーは「この場所に普段は入ることができません。通常ミズバショウは花びらのような仏炎苞は1枚ですが、小岩井農場には2枚ある八重咲きのミズバショウが多く見られます」と説明した。コースの途中で農場の歴史や森林の果たす役割などの説明もあった。

  兵庫県川西市から参加した川田里実さん(31)は初めての岩手県。まきば園のミズバショウの企画をホームページで知り、花巻空港から直行した。「初めて見てすごく感動しました」と大喜びしていた。
     
  残雪の岩手山を背景にミズバショウの観察会に参加した一行  
 
残雪の岩手山を背景にミズバショウの観察会に参加した一行
 


  盛岡と滝沢村から参加した仲良し3人組の高橋富貴子さん(57)、谷藤光子さん(65)、高屋純子さん(63)は「山登りや自然観察が好きで初めて参加しました。沢のせせらぎに水面が光輝き、ミズバショウの群生は素晴らしい」と丸太に腰かけながら笑顔で語っていた。

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