2005年 5月 2日 (月)        

■  JFL昇格目指し好発進 グルージャ盛岡が初戦でTDK秋田下す

     
  ロスタイム2分、武藤監督のFKに原田が反応し、敵のオウンゴールを誘った  
 
ロスタイム2分、武藤監督のFKに原田が反応し、敵のオウンゴールを誘った
 
  東北社会人1部リーグが1日開幕し、今季から1部に昇格したグルージャ盛岡が、昨季の同リーグ王者・TDK秋田を2−1で下した。1−1で迎えたロスタイム2分、オウンゴールが決勝点になった。G盛岡は昨季の開幕戦に続き2年連続でロスタイムの逆転劇となった。3連覇の東北王者を下しJFL昇格に向けて最高のスタートを切った。

 秋田県金浦町のTDKスポーツセンターには、約500人のサポーターが応援に駆けつけた。芝のピッチの横には、満開のサクラが選手を歓迎し、夏を感じさせるような陽気となった。

  前半は、両チームとも決定的なチャンスを作れないままで折り返した。後半4分、G盛岡は左サイドからMF・三ヶ崎伸穂がセンタリングを上げ、ゴール前に詰めていた、FW原田太が右足で合わせ、先制点を挙げた。

  この日のG盛岡は、FWが原田のワントップ、左のMFに原田と大学時代からの同級生の三ヶ崎を配置した4−5−1だった。

  TDKは後半13分、1点を返して同点とすると、その後何度もG盛岡ゴールを脅かし、東北王者の底力を見せつけた。

  同点で迎えたロスタイム2分、G盛岡は武藤真一監督のフリーキックに飛び出した原田のプレーがオウンゴールを誘い、逆転。逆転と同時にホイッスルが鳴り、G盛岡は1部リーグでの初勝利を収めた。

  シュート数こそ前半7(G盛岡2)、後半6(G盛岡3)とTDKに圧倒されていたものの、少ないチャンスを確実にものにし、大金星を収めた。

  ■武藤真一監督
  芝生で初めてやるチームとここで練習しているTDKとは差があるのは当然。後半に絶対チャンスが来ると、弱点の左サイドの攻めを徹底した。ハーフタイムはチャンスが必ず来ると言った。失うもののない分、気持ち的には有利だったろう。(決勝点は)ロスタイムと思っていなかったので劇的な幕切れはうれしい。次は楽なゲームをしたい。

  ■原田太
  (先制点は)ボールが来て押し込めば入るという位置にいた。三ヶ崎とは大学時代からのコンビで得意のプレーがそのまま出た最高の形だった。すぐに逆転を許したのはチームの今の力の表れ。1試合1点を心がけてチームの勝利に貢献したい。


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