2005年 5月 3日 (火)        

■  〈滝沢村〉達成度で部長を評価 村長と職務遂行協約

 滝沢村は、各部長が掲げた1年間の目標がどの程度達成されたか内部評価を試みている。柳村純一村長が公表した今年度の行政運営に関する方針を基に、各部長が所管する事務事業の目標について村長と協約を結んだ。村ホームページに目標と数値指標を公開した。今後、難易度を考慮して達成度を評点化、人事考課に反映させることも検討している。

 村長の方針は@村長ミッションA基本姿勢B重点政策推進方針C基本政策推進方針D組織経営基本方針−で構成。4月1日庁内に発表された。

  @は「新しい自治創造とこれを支援する行政組織の変革」、Aは「住民が自立する地域社会へ住民と行政が担うべき役割の見直し」など2点を挙げた。

  Bは第5次総合計画基本計画にある重点施策の地域経済振興と自然との共生に向けたビジョン、戦略の策定。Cは計画の基本政策8点の戦略策定と展開、個別事業の全面見直しを盛り込んだ。

  Dは▽行政情報を積極的に公開する▽住民ニーズを理解し、信頼関係を築く▽小さな行政組織となる職員の必要能力の設計と能力向上−の仕組み構築など7点を挙げた。

  議会事務局を含む9部局の8部局長は方針を基に職務遂行に関する協約を4月20日、柳村村長と結んだ。村長方針と部長協約は同26日付で村HPに公開されている。

  協約は、部の果たす役割と基本目標、今年度の重要政策推進方針、今年度の経営革新方針、各方針の達成すべき成果・目標に関する数値指標と目標値の3点で各部とも様式を統一。

  菊池文孝総務部長は、革新方針で人事考課のチャレンジシート作成を職員が行い、06年度以降の予算策定に生かすアイデア創出などを図る。全職員が取り組み、職員の70%が目標達成するよう目標値を掲げた。

  竹鼻則雄都市整備部長は、基本方針に仮称巣子新駅の05年度開設に合わせた駅地区まちづくり推進、計画段階からの住民参画による事業進行の2点を設定。成果・目標には、住民参画の「マイロード支援」、「地域みちなおし」両事業の参加延べ100人以上を目指すという。

  部によって内容の具体性は異なり、重点政策の目標や取り組みが抽象的な部分もある。協約とは別に各課で作成した推進計画書で担保するという。目標値は部単位でなく全庁で検討したが、外部から目標値を評価する仕組みにはなっていない。

  村は04年度から協約を実施し、内容を村HPに公開。住民から内容の評価が必要と声があり、自己評価もHPで公開した。

  今後は事務事業に対して内部で検討した難易度を付け、それに応じた評価尺度を策定。部長の取り組みを試行的に点数化し、人事考課に反映させることも検討している。

  例えば難易度は長年の懸案、村内で利害対立が顕著なもの、経費節減やサービス向上につながるものなど。尺度は難易度の高低に応じて点数化される。



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