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「初冬の岩鷲山」 |
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盛岡市の戸田忠男さんの版画小品展が7日まで、同市紺屋町の自家焙煎(ばいせん)コーヒー屋クラムボンで開かれている。1977年から今年の作品まで13点の木版画が展示されている。
「秋明菊」は今年制作した作品。黄色の背景に白いかれんな花と、赤紫色の2つのつぼみを配置。みずみずしいグリーンの葉に彩られた花が、生命感たっぷりに表現されている。
2004年に制作した「初冬の岩鷲山」は、横に使った画面いっぱいに、雪を頂く岩手山を表現。グリーンや茶色で描き出された手前の風景は、雪がまだふもとまでは降りてきていないことを意識させる。抜けるような青空の下にそびえる古里の山を雄大に表した。
上の橋をモチーフにした作品は3点を出展。1977年の「かみのはし」は、本町通側から橋の欄干を切り取った作品。木の肌合いやぎぼしの形の美しさが、木版画の柔らかい表情を生かして描き出されている。
80年には橋を通して中津川の流れを望んだ作品、89年にはぎぼしと街灯を画面いっぱいに収めた作品を制作。白と黒の2色だけで、伝統的な盛岡の風景を味わい深く表現している。
午前10時から午後8時(最終日は同7時)まで。日曜定休。祝日は午後6時まで。 |